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2010年初冬の掲示板

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 Re: 「LB メディアロック3」
 2011/01/26 10:29
塩見真一
もう少し使っていて気が付いたこと。
秘密ドライブを停止しようとしたときに……
秘密ドライブは現在使用中です。
操作の前にファイルが全て閉じられていることを確認し、もう一度実行してください。
……とか言われて停止できないことが非常に多いんですね。まあ普通にWindowsを使っていても時折言われることではありますが、非常に多いというか、私のデスクトップPCでは必ずそう言われる。

取説を繰ってみたらp35に囲みで説明があって……
このような場合は数分待ってから再度「停止」をクリックします。それでも停止できない場合は以下を確認します。
(1)起動中のアプリケーションをすべて停止する。
(2)ウイルス対策ツールが秘密領域をスキャンしていないか。
(3)秘密領域に保存されたファイルをゴミ箱へ入れた場合、ゴミ箱を空にします。
※秘密領域の停止処理をせずにコンピュータをシャットダウン/再起動すると、秘密領域が破損して保存したデータを取り出せなくなる恐れが有ります。
……と書かれていました。
ええい文末を揃えるくらいのことがなぜできんのだ……というのはさておき、ああなるほどとは思うものの残念ながらいずれも私の場合には該当しなくて、解決の助けになりませんでした。

というか、ゴミ箱を空にしないといけないのは意外。普通はそんなことしなくてもリムーバブルメディアを取り外したりシステムをシャットダウンしたりできるわけなんで、メッセージでそう言ってくれないと気が付きません。ゴミ箱を空にしなかったせいで秘密領域が壊れたりしたらたまらんですが、その危険がおおいにある、危ない盲点になりそうです。

てゆうか、それ技術的に見てどうなんだろか。ゴミ箱の管理方法が普通のドライブとは違っているということになるけど、そりゃまあ隠しファイルをドライブに見せかけているからもちろん違っているけど、でもなんであれ「停止」を指示されたときに解消できていいんじゃないだろうか。停止ができなくなるようなゴミ箱の管理方法って私には想像が付かないし、そんなことにならない方法があるはずだとも思う。

まあいいや、とりあえずどうやっても停止できないのでしばらく時間をおいてからシャットダウンしてしまうようにしています。今のところそれで問題は起こっていませんが、怖くてしょうがないんで、なるべくデスクトップPCでは使わないようにしてます。

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 Re: 「LB メディアロック3」
 2011/01/08 12:40
塩見真一
て、私としてはソフト自体よりも取説についてなんか言わなきゃいかんのですね。文庫判くらいで58ページの「利用ガイド」と、厚紙で6ページ分の「クイックガイド」が添付されているので、これらが何をどのように伝えているか、それは適切か改善の余地はあるか、といったことを論じるのがfpcbookの趣旨にかなう。

まず手始めに中身はというと、クイックガイドのほうが……
   1. LB メディアロック3のインストール
   2. 秘密領域の作成と使用方法
   3. 他のPC上で秘密領域を使用する
   4. ファイルとフォルダの暗号化
……、そして利用ガイドのほうは……
   第1章 ユーザ登録
   第2章 LB メディアロック3の概要
   第3章 LB メディアロック3のインストール
   第4章 使用方法
   第5章 フリーレシーバー
   第6章 キチッと秘密ファイルロック
……、という具合。あ、「キチッと秘密ファイルロック」というのはファイルやフォルダを暗号化するツールです。

いやー、何が悪いってことはないんですが、まあ、取説だもんなあ。
そういえば西炯子の『ふわふわポリス』に、新人警官、倭漢道荒田井芙蓉子(やまとのあやのあたえあらたいふよこ)の不思議ちゃんぶりに手を焼いた先輩警官佐倉エリが「誰かこいつの取説をくれ」と嘆息するシーンがありました。いやその、取説があったらあったで「誰かこの取説の読みかたを教えてくれ」ということになるのがお約束。西さんがどういうつもりでこの一言を入れたのか、けっこう気になります。

西さんのことはさておき、まあ取説だもんなあとか言われるものには何が足りないのか、私はここへきてやっと気が付きました。「シナリオ」です。
シナリオという言葉をここで使うのはけして一般的ではないと思いますが、つまり、ユーザがこのソフトをどう利用するか・このソフトを使ってどんなことをどんなふうにするかという想定のことです。ソフトを作るからにはそういった想定シナリオが必ずあるはずなんだけど、なぜか取説に反映されることはめったにない。機能や操作を細切れに説明したものができて、全体的な利用の流れや機能どうしの関連といった一段広い視野の情報が伝えられず、「何が悪いってことはないが要するにユーザの視点で書けていない」ということになってしまう。

操作マニュアルとしては機能を軸にせざるをえない側面もたしかにあるんですが、それでも概要はシナリオを軸にしてかまわないはず。ましてクイックガイドなんて別冊を付けるのだったらシナリオに沿って……
   1. 秘密情報をUSBメモリで持ち歩く
   2. 秘密情報をCD-Rで配布する
   3. 秘密情報を内蔵HDDに保存する
   4. 秘密情報をメールで送る
……とかいった見出しを立てればいいのに。

最初にあったはずのシナリオがなぜ取説に活かされないのか、なんというか、もったいないですよそれは。

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 「LB メディアロック3」
 2010/12/29 09:53
塩見真一
株式会社ライフボート

少々ヤバいデータを持ち歩くことが出てきたので、情報流出対策として暗号化ソフトを買ってみました。……はて、いくらだったっけ。しばらく積んであったから忘れてもしょうがないけど、金を払うと忘れてしまうのはどうも困った癖だよな。まあ、忘れてかまわないくらいの金額だった、ということでいいと思いますが。

さてどういうソフトかというと、USBメモリやSDカードに暗号化された秘密領域を作り、パスワードを入力すればその領域が内蔵ドライブのように(つまり自動的に復号されて)読み書きできるようになるというもの。秘密領域を作るにはこのソフトをインストールしなければいけないけれど、秘密領域の読み書きはインストール不要・管理者権限不要のフリーレシーバーを使ってできる、つまり、出先でちょっと借りたパソコンでも読み書きできる。暗号アルゴリズムはAES-256bit、有効期限を設定する機能やしらみつぶし攻撃を受けたらデータを自己破壊する機能もあって、置き忘れなどによる情報流出に対しては十二分な予防策といえそうです。

まだ使い始めたばかり、USBメモリ1個に秘密領域を作ってヤバいデータを入れるようにしてから1週間で、持ち出したノートパソコンで秘密領域を読み書きしてはみましたが、まだ置き忘れていません(わら)。なのでなんとも言えないところはありますが、使い勝手のよくないところが2点。

まず、USBメモリを差し込んで秘密領域をマウントするとき。USBメモリに入れてあるフリーレシーバーを起動し、「有効にする」ボタンをクリックして、パスワードを入力すると、「パスワードが一致しました。秘密ドライブとして有効にします」とか言うんですね。どうせならそこでもう一言ドライブ名を教えてくれたっていいと思うし、というより、秘密ドライブのフォルダを開いてくれれば何も言わなくていいんです。結局のところ、「コンピュータ」を開いて秘密ドライブを探して開く手間が要ることになっていて、そろそろ苛々してきます。

もうひとつは、USBメモリを抜くとき。まず秘密ドライブのフォルダが開いていたら閉じて、フリーレシーバーで秘密ドライブを停止する操作をしてから、抜く操作をしないといけない。停止せずに抜くとデータが壊れるおそれがあるということになっています。
秘密領域の実体は隠しファイルの集合体なので停止処理がいることは納得できるのですが、しかし、秘密にしたいデータってたいてい重要なデータ、壊れたら困るデータでもあるので、そんな危なっかしいことで大丈夫かなという、別の不安も沸いてくるわけです。急いでいてつい抜いてしまったら、あるいは使用中に電源が落ちたらどうなるのか。普通のファイルであればたいていはそのファイルが壊れるだけで済むでしょうけれど、秘密領域のファイルだと、たいていは周りのファイルが巻き添えになるでしょうし、下手をすると秘密領域がまるごと壊れるかもしれない。
しかたないと言えばたしかにしかたないんですが、しかし秘密ドライブとUSBメモリ自体と停止処理をダブルでしなきゃいけないのはかなりにうっとうしい、もうちょっとなんとかならんですかねえ。

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 Re: 「SC-02B 取扱説明書」
 2010/12/25 11:03
塩見真一
「パターン」についてちょっと困ったこと。
スクリーンロックを「パターン」に設定した場合、解除するためには4つ以上の点を結ぶパターンに沿って画面をなぞるわけです。それはスマートフォンらしくていいんですが、さてそれで、音楽プレーヤーを起動するとか何かして、いったん鞄なりポケットなりにしまいますね。そのあと、取り出してもう一度スクリーンロックを解除しようとしたところで問題が発覚します。

画面に指の跡が残ってるのですわ。
こりゃまずいですよ。跡に沿ってなぞればスクリーンロックを解除できる。パスワードを書いた付箋がモニタに貼ってあるよりはマシだけど、鍵をかけたことになりませんです。

まあ私には彼女に見られるとまずいメールなんてものはありませんが、そもそも私のケータイを覗こうとする彼女はいませんが、てゆうか覗こうとしない彼女だっていないわけですが(哀)、それはともかく、どこかに置き忘れる可能性とか考えると、やはり他人が使用できないようにロックしておく必要があると思うわけです。
けどいまさらパスワードでもあるまいし、PINはそもそも覚えてない。とりあえず、四角く元に戻るパターンに変更しました。これなら指の跡が見えても始点がどこかわからないからいちおうのセキュリティになる。

なんにしてもこれ、作った人やテストした人は気が付かなかったんですかね。まあケータイのセキュリティって重視されてなかったわけだから、気が付いたけど問題だとは思わなかった、のかもしれませんが。

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 『続々 美 機械式計算機の世界 〜 手回し計算機の修復』
 2010/12/24 12:45
塩見真一
渡邉祐三 オフィスHANS ISBN978-4-901794-32-9 2010年5月12日 定価2,300円

はて、渡邉さんと知り合って何年になりますかね。今年の春にNPO法人「機械式計算機の会」を解散するということでまたしばらくぶりにお会いしました。2000年に同好会として設立された会をNPO法人にしたのが2004年で、その前後にホームページの作成を少しお手伝いさせてもらいましたから、まあやっぱり10年近いですな。NPO法人の運営というのもやはりいろいろとめんどくさいようで、解散後の整理がひととおり付いたところで今度はまた元の同好会として、規則とかなんだとかのないユルい集まりとして続けていかれるというので、またしばらくお付き合いさせていただくことになりそうです。

で、そのユルい同好会の発足記念にいただいたのがこの本(いや、出ますとか出ましたとか教えてくれれば自分で買いましたのに)。2007年に出た『美 機械式計算機の世界』、2008年に出た『続 美 機械式計算機の世界』のさらに続編です。前半は42台の機械式計算機の概観写真と解説。後半は古い計算機を修復する作業の実例として、どこぞの造り酒屋の倉庫で錆びだらけになっていた計算機……銘板も刻印もないが構造から見て1910年代に製造された「Triunmphator Type 7」と思われるもの……を分解し、油を差し、破損部品を作り直し、錆を落とし、塗り直して修復するという作業を写真と文章で解説していて、さらに作業中の様子を撮影したビデオがDVDで添付されています。

実は『続』に、10ページほど修復作業について書かれた記事があって、その延長・拡張としてそのころから企画されていたものらしいです。そういえばその記事の感想として「現物を保存できても取り扱い技術・技能はまず保存できない」などと、身の程知らずにも渡邉さんに申し上げたような気がしますが、これを読んでみるとああやっぱりだなあという気がします。つまり、私にはやはりわからない、これだけ説明があっても私にはできそうにない。もう少しふだんから機械に馴染んでいる人なら、とは思いますが、それはつまり伝える相手が絞られることになるわけで、それはそれで当然のことではありますが、やはり技術・技能を残す・伝えることは本当に難しいと言えそうです。

私の仕事、テクニカルライティングというかIT系は物の比重が小さい、物を残してもしょうがない世界ですからね。心配したってどうにもならんのだけど、この技術は将来に残せるのか、伝えられるのか、ううむ。

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 Re: 「持続可能な社会を支える森林資源」
 2010/12/22 11:26
塩見真一
実を言うと、この先どうなるのかもっと気がかりな森があります。
親父の田舎が京都の山の中にあるのですが、そこの市がン十年前に分収育林事業というのを始めました。市有林について一口いくらで出資を募り、数十年後に育った木を伐って売って収益を山分けしましょうという事業。林業がまだ儲かる時代だったと考えてもウマスギル話なのですが、何を思ったか親父はその事業に私の名前で出資したのでした。……まあ、親父が何を思ったか理解できないわけではありませんが、いずれにしても市のもくろみはきれいにはずれて、木は順調に育ったけれども木材の価値は消し飛んでいた。伐る経費が売る値段に見合わないので事業は中断、出資金は全額返金ということになりました。地図で見ると別に山奥というわけでもなく、そんなに条件が悪いとも思えないのですが、まあロケーション以外の条件もあるでしょうし、伐ったら赤字というのもまあ、しかたないかもしれません。

しかし問題は、伐らないでその森をどうするのか、ということですがね。
放置するわけにはいかない、里山と同じことで、人間が手を入れてきた森は人間が急に手を離したらひっくり返ってしまいます。伐らないなら伐らないでそれなりに、安定した生態系に軟着陸させるようにうまく維持管理しないといけないはず。それはもしかすると伐るより費用がかかるかもしれないし、そういう技術・ノウハウは間違いなく伐る技術・ノウハウより少ないでしょう。
まあそれ以上は私にはわからないし、そもそも遠くで気を門でいるしかできないわけですが、でもほんといったいどうすんだろうなあの森。

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 Re: 「SC-02B 取扱説明書」
 2010/12/20 10:32
塩見真一
役に立たない感の素は何か。
具体的に指摘できることを挙げてみると、まず、「パターン」の説明がありませんでした。
スクリーンロックを解除する方法として、「パスワード」「PIN」「パターン」の3つがあるのですが、その説明はというとp61……
スクリーンロックの解除方法を設定する
スクリーンロックの解除時に、あらかじめ設定しておいたロック解除パターンやPIN、パスワードをタッチスクリーンで入力しなければならないように設定できます。
1 ホーム画面で[メニュー]→「設定」→「位置情報とセキュリティ」→「スクリーンロック設定」
2 「パターン」/「PIN」/「パスワード」→画面の指示に従って入力する
「PIN」は4つ以上の数字、「パスワード」はアルファベットを含む4つ以上の文字で設定してください。

……というだけ。「パターン」とはどういうものだか、きれいに抜け落ちています。試してみると、田の字型に配置された9つのポイントから4つ以上を選んで線で結ぶというものでした。ユーザインタフェースがよくできていて、動かしてみれば説明は無くてもまったく差し支えないくらいわかりやすくできていたのですが、だからといって説明が抜け落ちていいわけじゃない、さっき私が書いた要約ていどのことは書かれていないとおかしいです。

もうひとつ。文字入力の説明で、フリック入力と言うんでしたかね、たとえば「あ」のキーを押すと上下左右に「いうえお」が表示されてフリックで入力できるという方法の説明が、これまたきれいに抜け落ちていました。
文字入力の機能としては「Swype(日本語不可)」「Samsung日本語キーボード」「Samsung keypad(日本語不可)」と、3つ用意されているんですが、そのうち唯一日本語の入力に使える「Samsung日本語キーボード」はQWERTY配列とケータイ配列とを選ぶことができて、ケータイ配列の場合にフリック入力ができるのですが、p66……
・ケータイ:一般の携帯電話のような入力方法(マルチタップ方式)のキーボードです。入力したい文字が割り当てられているキーを文字が入力されるまで数回タップします。
……と、まるでフリック入力なんてものは存在しないかのような説明です。他のところにも記載は見当たりません。いやこれ、目玉機能のひとつだったはずで、単に記載漏れじゃ済まないと思いますがねえ。

まあ、取説を書く時点で実機ができていないとか、取説を書く人には実機を見る機会が無いとか、そういうことはあるでしょう。そういえばこのあいだ久しぶりに会った人がちょうど携帯電話の取説の仕事をしていて、いろいろとグチられましたが、なに、私の仕事だって根本的には似たようなものです。分針秒歩の製品開発という状況を考えてみると、取説やドキュメントにしわ寄せが行くのもいたしかたないかなとは思うんですが、……いやしかしそうは言ってもなあ、こう具体的に問題点を挙げてみると、こんなんじゃ役に立たない感が漂うのが当然、てゆうか事実役に立たないじゃん。

これ、改訂されたら直されるんですかねえ。今度はそっちが気になってきたよ。

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 「SC-02B 取扱説明書」
 2010/12/18 10:48
塩見真一
Samsung Electoronics Co.,Ltd. NTTドコモ Code No.:GH68-31563A \'10.10

いままで黙っていましたが、10月の末にケータイを機種変更して、スマフォ使い、いや使ってるとは言えないなあ、スマフォ持ちになりました。Samsung「GALAXY S」です。

「使ってるとは言えない」というのは、言葉どおり、ようやく音楽プレーヤーとして使い始めたくらいなのでね。これまでにしたことと言えば、電話をかけたことが2回、目覚ましをかけて鳴らなかった(マナーモードにすると「アラームを除く」オプションを設定しても鳴らないらしい)ことが1回、不在着信を確認したことが数回。スマートフォンらしい使いかたというと、このあいだ白金あたりを歩いていて道を尋ねられたのでGoogleマップを開いてみた、くらいです。文字入力の操作はだいたい飲み込んだけど、プリインストールされているソフトにはテキストエディタの適当なのがなくて、まだEmOneを持ち歩いてたとえばこの文章もぽちぽち書いています。
いや、プリインストールなんかほっといてAndroidマーケットで探せよって話なのはわかっているんですが。

さて、この取説について何か言わなきゃいけないのですが、うーん、取説は取説だなーと。ひととおりは流し読みしたんですが、なんつーか、あんまり役に立った気がしません。

まあ取説なんてこんなものさ、メーカーの視点で「機能」を説明しているだけでユーザ視点の使いかたの説明になっていないからな、……とか言えばいちおう意見らしく聞こえるでしょうけど、そんなん誰にでも言える。私には具体的に何がまずいか指摘して改善提案ができていいはず、なんですが、むうう何だろうなこの役に立たない感は。

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 Re: 何様のつもりだ
 2010/12/17 19:50
みちる
実は今ノートpcを使い始めたばかりで
メールチェックはWEBメールで、一日に一回ディスクトップマシンで全部ダウンロード(チェックすべきアドレスが多すぎるため)という方法をとってます。
まぁほとんどがいらないメールなのですが。

家族が勝手に触っちゃうのでpcそのものに認証をつけるかは悩んでいるところです。どうやら顔認証が使えるらしいので。

でもタバコの自販機の顔年齢認証のむちゃくちゃさを考えるとこの手のシステムもななぁ(苦笑)

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 Re: 何様のつもりだ
 2010/12/17 09:36
塩見真一
Webメールに移行して2週間、やっと慣れてきました。
んー慣れてきたというのはつまり、これまでWebメールはあくまで補助、メールボックスを臨時にちょっと覗くだけの使いかただったのでね。出先で読んだら未読に戻しておくとかいったことをついついしてしまったのですが、そういうことはしなくていいんだと、どのパソコンで読んでも送っても同じなんだと、そういう感覚がだんだん身に付いてきました。クラウドの利点にはまだ届いていない感じ。

難点としては動きがいまいちもたつくのと、要らない広告やニュースが表示されてうっとうしいこと。新着のチェックが自動的にはできないこと……通知されると邪魔ですが、チェックだけ裏でしてくれるといいですね……それと、ユーザIDとパスワードをいちいち入力しないといけないこと。ユーザIDとパスワードを記憶させるオプションはあるのですが、それだとフリーパスになってしまってまずいと思うんです。ユーザIDだけ記憶させてパスワードはそのつど手入力するのが良いと思うんですが、んー、パソコン自体にパスワードロックをかけておけばメールはフリーパスでいいということなのかなあ。でもそうすると他のパソコンで使うときとか再インストールするときとか、かえって厄介なことになりそうな気もする。セキュリティについて少し考え直すべきではあるけど、はてさて。

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 「持続可能な社会を支える森林資源」
 2010/12/16 10:51
塩見真一
……という面接授業を、先週末静岡まで行って受けてきました。静岡といっても三島なんで、通いです。通いといっても金曜日には山に登って御殿場に泊まったので、日帰りしたのは日曜1日だけ。
しかしなんだ、日帰りするにも三島というところは選択肢が多くて、絶妙に困るところですね。新宿からだと小田急で小田原乗換か、品川から新幹線か。小田急の急行なら片道3時間弱で1500円、ロマンスカーに乗ると2時間半で2370円、新幹線だと2時間弱で3890円。快適さと所用時間に差があるとは言ってもクリティカルではないし、この費用の差が見合うかどうか難しい判断です。まあ結局、学生の分際ですし小田急の急行で通しましたが、帰りに1回くらいはロマンスカーに乗ってもよかったかなと、小田原で30分待ってVSEに乗ればよかったかなと思わないでもありません。

さて授業はというと、んー、そんなに面白かったとは言えないんですが、約4億年の森林の歴史、古代メソポタミアや平安時代の乱伐と規制、日本の森林の現状、COP16、林業と木材業・建築業の現状、木材の構造と性質、集成材など木材起源の新材料、シックハウス症候群、といった中身でした。
私としてはマイ箸のジレンマ……つまり、マイ箸を使って資源を節約するほうが地球に優しいのか、割箸を使って間伐材の利用を促進し人工林がちゃんとメンテされるようにするほうが地球に優しいのか、というジレンマになんか定量的な解が得られるだろうかと思って行ったんですが、そういう話には少し届きませんでした。まあ考えてみると、国産間伐材つまりスギやヒノキの割箸はめったにないわけで、つまり現状、マイ箸のほうが地球に優しいと言えるはずです。
というより、日本で林業がうまくいかない理由はむしろ林業の後工程。製材業や建築業や製紙業など木材を利用する産業が工業化して大量安定供給が要求されるようになり、日本の森林がそれに応えられなかった、ということみたいです。そりゃしょうがないなという気もするんですが、ううむ。

金曜日に登った山は、神奈川と静岡の県境にある不老山928mでした。きっと富士山の火山灰、黒いざくざくした地面にスギとヒノキが植えられていて、わりあいきれいに手入れされているように見えましたが、あの森も、この先どうなるのですかねえ。

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 『となりの柏木さん (2)』
 2010/12/10 21:14
塩見真一
霜月絹鯊 芳文社 ISBN978-4-8322-7959-9 2010年11月27日 定価:[本体590円]+税

>2巻が出たころ生活に困ってなければまた買ってもいいかなと

……とか言っていたら2巻が出たので買ってきたのですが、むーん、実は、生活に少々困っています。ウチにマンガが増え過ぎて生活する場所がなくなりつつある。食事するにはテーブルの上のマンガの山をベッドの上に移さないとならないし、寝るにはベッドの上のマンガの山をテーブルの上に移さないとならない。床の上にはすでに山が9つ、寝る前に筋トレをしようにも、スクワットはともかく腕立てはもうできなくなってしまいました。
てゆうかなー、そもそも後日読み返したいと思って手元に残してるのに、こう山積みだとそれができないのが大問題ですがね。むー、『ぼくの生徒はヴァンパイア』が完結したのにな、(1)(2)はどこに埋もれているのやら。

ま、それはそれとして、となりの柏木さんと桜庭くん。表紙で見てもこう、表情がふわっとやわらいだ感じですよね、二人はまたもう少し仲良くなり、もうひとつの秘密も共有するようになりました。周りの人にも余波というか少し変化が出てきています。お話の中ではまだ冬服ですが、扉絵に夏服が出てきました。

て、こういう紹介してもしょうがないんだがな。お絵かきSNSという場が二人の関係をどう形作っているか、オタク少年と隠れオタク少女という設定がこのストーリーにどう効いているか、と、そういうことを述べなきゃしょうがない。
ないんだけど、んー、まあつまり、1巻でも言ったけどいまひとつ、目を見張るようなところがないんですよねえ。
てゆうか、2巻では桜庭くんがオタクの中でもつまらない部類の人だということがはっきりしてきた。まあ、もとからクリエイティブなオタクではなかったし、隠したり卑下したりしないだけマシなほうだとは思うけど、でも桜庭くんじゃ柏木さんには釣り合わないと思うですよ。
……あーでもちょっと待て、柏木さんのしていることも、これつまり2次創作でしかない、それほど誉めたことでもないよな。
はてな、柏木さんって元からこんなだったっけかな。1巻を読み返したくなったけど、はてさてどこに埋もれているものやら。

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 『森林観察ガイド』
 2010/12/07 10:46
塩見真一
渡辺一夫 築地書館 ISBN978-4-8067-1346-3 2007年4月28日 定価=[本体1600円]+税

書名のとおり、森林を観察するガイドブック。江ノ島、大磯高麗山、神奈川県立東高根森林公園、高尾山、大山、丹沢山、三頭山、大菩薩嶺、金峰山、富士山御中道、と、関東近辺で10コースを選び、どういう草木が生えているかとかそれは植物のどういう生き残り戦略によっているかどういう環境要因が影響しているかどういう経過をたどってこういう森ができてきたと考えられるかといったことが道順に沿って解説してあります。B6判の小さな本なので、読みながら歩けば、現地と照らし合わせてみれば理解が深まるというわけ。先日宮崎で受けてきた面接授業を本にしたらつまりこういうものができるでしょう。
巻末、じゃない、パート2として、植物観察に行くときの持ち物、観察記録の書きかた、森林の基礎知識や用語集、主な樹木85種の見分けかた、があります。持ち物の中に図鑑があるんですが、『葉で見分ける樹木』が取り上げられていますね。
全体にもうちょっと造りに金かけてほしいなあと、カラーが口絵4ページだけなんで本文中に森の様子とか木の姿とかカラー写真がほしいなあと、そんな気もします。

短いコースで1時間、長いコースで山小屋に1泊して8時間30分。海岸線付近から森林限界を超えた亜高山帯まで、照葉樹林にシラカシ林に里山の2次林、ブナやミズナラの広葉樹林、照葉樹林と広葉樹林の境界に分布するモミ林、サワグルミやシオジが優占する渓畔林、強い風で樹木が育てない風衝草原、亜高山帯の岩場に発達するハイマツ林、溶岩と火山灰の荒野と、さまざまなタイプの森林が取り上げられています。うまいセレクションかどうかは私には評価できませんが、でもまあ、関東近郊の範囲でこれだけさまざまな森がある、日本というのはなるほど自然の豊かな国なのですな。

今になって気が付いたけど、読んで自分で歩くだけじゃなくて、ガイドの立場になる読みかたもできますね。小学校の遠足なんかで先生がこういう説明をしながら歩けば……、まあ小学生の体力では無理なコースもあるし、全体的に学習指導要領の範囲を超えてるとは思うけど、でも、さまざまな条件の場所にさまざまな植物がそれぞれの生きかたで暮らしているっていうことは小学生にも十分理解できるはず。子供たちにそういう機会を作ってやらなきゃなあと思います。

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 Re: 何様のつもりだ
 2010/12/03 11:56
塩見真一
びんぐってみたら、レジストリを書き換える対策が公式のサポート情報で出ていました。けど、こうしてもやはり、私が望むような挙動とは少し違う結果になりそうな気がします。……つまり、プレビュー表示が諸悪の根源、かどうかはともかく、プレビュー表示とファイル保存がいっしょくたに扱われるみたいなんで。

そんなこともあって、やはりWebメールでいくことにしました。これもまあある意味長いものでしょうし、クラウドの利点が活かせることは間違いないし、機能としてもアドレスブックとフォルダ振分ができればひとまず十分。
まあ、一括ダウンロードの機能があれば、データを手元に残す点でも問題がなくなってだいぶ気が楽になる……いや、機能としてなくても別にそういうソフトがあれば済む話だな、あればっていうか、作ってもいいかな……。

て、無謀な思いつきはおいといて、このあいだ完結した森永みるく『GIRL FRIENDS(5)』で、あっこがまりに手紙を書いて「だってメールだと機種変したらなくなっちゃうから」というシーンがありました。ケータイのメールって、私はほとんど使ったことがないんですが、そういうものなんですか。……まあそうだろうな、件数が半端じゃないし、サーバに残しても取り出すUIがエライことになるし。

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 Re: 『ウチのダンナはサラリーマン山伏』
 2010/12/03 11:53
塩見真一
そうかー。ここ十数年に限ってみても、仏式が珍しいという私の認識はあまりあたっていないということですね。

しかたない、私の結婚式は仏式でやるということでかんべんしてください。や、するアテはありませんが。


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 Re: 『ウチのダンナはサラリーマン山伏』
 2010/11/29 18:54
みちる
私は二回結婚して結婚式を一度もしていないわけですが(^^;
もしするとなると二回ともかなりの確率で仏式になるはずでした。

しかしまぁ最近ワイドショーなんぞで観ると神式の人が増えているような気がしますねぇ。
アレはアレでやってみたかった気が…

因みに仏式で式を挙げた人を二組知ってます。

そしてメーラーはサンダーバード♪

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 Re: 何様のつもりだ
 2010/11/27 21:02
塩見真一
あーいや、無償のExpressではなくて、有償のOfficeの一部のほうですわ。
まあ私からすると、WordとExcelとAccessを買ったら付いてきたものだから、タダと変わらないようなものではありますがね。

むー、「サンダーバード」と言えば、「雷鳥」と併走していてどこが違うんだろうと思っていたのですが、いつのまにか「雷鳥」はすべて臨時列車になってしまいましたな。やはり外来種は強い。

まあ実のところ、メーラーを使うのはもうやめようかと、Webメールで十分じゃないかと、クラウドでいこうやと、いう考えもちょこっとあります。
データを手元に持たないのはやはり少々抵抗がありますが、メールならまあ、いいんじゃないかなと。

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 Re: 『ウチのダンナはサラリーマン山伏』
 2010/11/27 11:35
塩見真一
>あと、以下の記述は原文にあるものですか?

>>いまどき珍しい仏式

や、それは私の言葉。根拠があるかというと薄弱なんだけど、「あきら先生」で妹さんが結婚するときに菩提寺の和尚が「たまにはオレにも華やかなことさせろ」とか言ってりするし、てゆうか知り合いの範囲では聞いたことがないし、ここ十数年の範囲でなら珍しいと言っていいのではないかと。

むう、結婚式について言うなら仏式のことより、新郎が「最後に二人で火渡りをしよう」と提案した(実現はしなかった)ことを取り上げるべきでしたかね。

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 Re: 何様のつもりだ
 2010/11/26 20:54
麗明舎
さすがOutlookExpress。

やっぱり使わせないのは正解だったなあ。

最近は、サンダーバードとかいうやつ(私は使ってません)の添付ファイルに日本語ファイル名を使うと、絶対に化ける文字というのがあってずいぶん迷惑しております。

で、ずっと阿波徳島の手裏剣を使っているのですが、これもそう出来がいいとは言いかねるんですよね。OEのようなアホさに当たったことはありませんが。


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 Re: 『ウチのダンナはサラリーマン山伏』
 2010/11/26 20:50
麗明舎
なんか、紹介を見てるだけで、かなり痛い本な感じがします。

あと、以下の記述は原文にあるものですか?

>いまどき珍しい仏式

わが国の歴史上、仏式の結婚式が珍しくなかった時代なんて無い。というか、キリスト式をまねた神式をさらに真似たもんだから、せいぜい100年程度の歴史しかないはずなんですが。

そう言えば、大学の同級生の親父に、兼業の山伏がいましたねぇ。

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