Re: 発売日 2005/03/10 22:35 | 塩見真一 |
ギャラクシーエンジェル Eternal Lovers、2週間かかってまずひとり、エンディングに到達しました。アルバムを見るとひとつ見落したシーンがありますが……、ははあ、そういえば、あのときのあそこか。
今度のは最初から6人そろっているストーリーで、大筋はもちろん誰をヒロインに選んでも同じはずだけど、選んだ相手によって違う部分がどこなのか、どうもつかみにくいです。もう12回くらいはやってみないと。
ちなみに、最初に選んだ相手が誰かは秘密。……なんでかな、恵里子が好きだと言うのは平気だったのに、エンジェル隊の誰が好きかはどうも恥ずかしいです。
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Re: この本なあに予定の本 2005/03/07 10:43 | 塩見真一 |
実はあれこれひねくり回していたんだけど、リファクタリングより先にこっちを取り上げました。書きやすかったのよ結局。 まあそんなわけでいつでもお貸しします。
#ところでこの場合は「ください」ですか。 #いやつまり、ギャラクシーエンジェルは「貸していただきます」が正しかったなあ、と。
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『理科系の作文技術』 2005/03/07 10:39 | 塩見真一 |
『理科系の作文技術』 木下是雄 中央公論社 ISBN4-12-100624-0 1981/09/25 定価699円(税別)
今度……はまだ早いかな、もひとつパソコン系をはさんだほうがいいか、まあいずれ近いうちにレビューするつもりの本、また、ことば系です。
これはまあ、名著と言っていい本ですね。私の持っているのが1996/03/10の37版、このあいだ紀伊國屋の本店で店頭においてあるのを見たら2003/06/10の49版ということになってました。
私がこの本を高く評価しているのは、文章の目的を明確にしたうえで作文技術を説いているところです。理科系の仕事の文書、つまり実験のメモから論文に講演まで、心情は脇に置いといて事実と意見とを他人に的確に伝えるための作文技術を説いている。
文章の書きかたを教える本、いわゆる文章読本の類はよくあるのだけれども、たいていそこが抜けているんです。谷崎潤一郎も本田勝一も。どういうわけだか私には理解できない。
たとえば旅行の用意だって、テニアンへ行くのとマドレーヌ島へ行くのとではぜんぜん違う。同じ筋力トレーニングといったって、マラソンランナーとレスラーとではぜんぜん違う。
それと同じこと、作文技法は文章の内容と目的によってまったく変わるのに。
ま、そういった観点でまとめてみるつもりです。
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Re: この本なあに予定の本 2005/03/03 00:20 | みちる |
>えー、実は買ってしまいました。
えぇ 貸してください(。_・☆\ ベキバキ これは私も買うかどうか悩んでいるけど図書館に入らないかなぁと… | |
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Re: この本なあに予定の本 2005/03/01 21:42 | 塩見真一 |
>4-87268-474-5 旅人をつなぐ"マルスシステム"開発ストーリー 1600
えー、実は買ってしまいました。 いずれレビューでも取り上げるだろうと思います。 | |
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この本なあに予定の本 2005/02/28 21:38 | みちる |
■ナツメ社 (http://www.natsume.co.jp/) 4-8163-3883-7 秀丸エディタ [正規表現&マクロ] 厳選テクニック 1650
秀丸エディタの本って見たこと有るような無いようなだったので気になりました ■アイテック (http://www.itec.co.jp/) 4-87268-474-5 旅人をつなぐ"マルスシステム"開発ストーリー 1600
マルスというのはほれみどりの窓口とかにあるあの機械です。 パソコンの本かどうかは別にして気になる本です。
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Re: 南極へ行ってきます 2005/02/28 11:05 | 塩見真一 |
>現代社会と著作権は一応単位貰いました。
問4「正しいものを選べ」の選択肢のひとつ。 (4) コンピュータ・プログラムは,通常の場合は著作物といえるが,半導体に固定されている場合には,単に機械の部品であり,著作物とは言い難い。
著作物はソフトウェア、どんなメディアに固定されているかは関係ない……はずなんでこれは誤りだと思うのですが、しかし、「半導体に固定されている」というのはどういうことを指しているのでしょうかね。 ROMに焼き込んであるということなのか、ワイヤードロジックみたいなもののことを言っているのか。ROMに焼き込むのは組み込み制御プログラムにとってはまったく「通常」だし、マスクROMはともかくEPROMやフラッシュROMに書き込むのは固定とは言えないような気がする。ワイヤードロジックだって完全に電子回路だけとは言えずマイクロプログラム方式のものもあるし、そもそもそのレベルの論理はコンピュータプログラムと言い難いような気もする。
……だいたい、通常のコンピュータプログラムを著作物とみなすのだって、かなり無理のある話だと私ゃ思っとるんだがねえ。
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『プログラムの育てかた〜現場で使えるリファクタリング』 2005/02/28 11:00 | 塩見真一 |
『プログラムの育てかた〜現場で使えるリファクタリング』 長谷川裕一ほか ソフトバンクパブリッシング ISBN4-7973-2976-9 2005/02/04 定価2400円(税別)
いちおう、次にレビューで取り上げるつもりの本。 目次にEclipse・JUnit・AntといったJava系ツールの名前が並んでいて、そういったものの使いかた説明だとつまらないなと思うし、それに著者がつまりその「オブジェクト指向系」の人で、私としては少々腰が引けぎみではあるのですが、とにかく「リファクタリング」なるものについてちょっと知識を仕入れておきたいということと、それと、いま私がXOOPSについてごそごそやっているこれもたぶんリファクタリングの一側面だろうからなんかしらネタをひねり出せるだろう、いや、なんとかしてこの◎◎をネタにしてやりたい、……みたいな考えでいます。
とはいえこれから読んでみるわけで、どうなりますやら。
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Re: 南極へ行ってきます 2005/02/27 13:14 | 塩見真一 |
>マスメディア論はいつか取るつもりの授業です。 こんな問題ですよ。 次の三つの項目について,それぞれを簡単に説明した上で,これに対する自分の見解を述べなさい。それぞれ300字以内。
(1) テレビの視聴率 (2) ドレフュス事件 (3) 情報の検閲
問題としてはけっこういい感じじゃないかな。受講してみるかなという気になりました。 >BLOGに放送大学の英語のテキストとテキストの元になった本を並べて置いたら原本売れていきました… >誰か受講する人なんでしょうかね? 『茶の本』ですよね。あれはあれで面白い本のはずだし、原本だけ買うということはむしろ放送大学と無縁の人でしょう。 私も終わった科目のテキストをどうしたものかなと思ってるのですが、かなり書き込みがあるので売れないかとも思ったり、しかし書き込みの分だけ価値は高くなってるはずだとも思ったり。 | |
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儲けたものその後 2005/02/27 13:11 | 塩見真一 |
ぱらぱらと見ているんだけど、ふうむ。 マークシート択一式の問題、つまり「次の(1)〜(4)のうちから正しいものをひとつ選べ」などという問題でも、やはり勉強していないと答えられないものですねえ。 たとえば、「宇宙の進化」の問1。 問1 宇宙の進化について述べた次の(1)〜(4)の文で,大筋において誤りと思われるものを一つ選べ。 (1) 宇宙の初期は,超高密度であるとともに超高温の世界であった。 (2) 宇宙の始まりから数分以内に,ヘリウムが合成された。 (3) 最初の星が生まれたのは,宇宙の晴れ上がりの後である。 (4) 宇宙の晴れ上がりの後,それまで別々であった物質と放射の温度は一致するようになった。
「複素数と関数」の問1みたいなのはもっと厳しいや。 問1 数に関する次の(1)〜(4)から正しいものを一つ選べ.(1)〜(4)に正しいものがないときは(5)を選べ. (1) 無理数と無理数の和は無理数である. (2) 複素数とは2乗して負になる数のことである. (3) 実係数の3次方程式は必ず虚数の解を持つ. (4) 無理数に0でない有理数を掛けた数は無理数である. (5) (1)〜(4)のどれでもない.
どっちにしたってこんな設問はクイズに過ぎない、それを知っているかどうかだけのテストじゃないか、……という言いかたはもちろんできるしよくある批判なのだけど、そうはいっても、勉強したかどうかを測ることはいちおうできるのだなあと、そんなことを発見しましたです。 | |
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ポイント充当ってのは…… 2005/02/26 17:49 | 塩見真一 |
その、「ギャラクシーエンジェル Eternal Lovers スペシャルパッケージ」を買ったときの話。 全額ポイント充当で支払ったんですが、不思議なことにそれでも8300円分の領収書をくれるんですね。
私はこれまで、ポイント充当というのはお得意様が値引きしてもらえるシステムなんだと理解していました。しかし8300円分の領収書をもらえるということはつまり値引きされているわけではない、この考えかたにはあてはまらんのです。 ……以前は0円の領収書が出たような気がするんだがなあ。
ふうむ、現金0円+ポイント充当8300円で支払った、ということになっているわけだ。 つまりポイントというのは商品券というか、プール金ということか。
でもそれだとつまり、このEternal Loversの代金を他の商品を買うときに前払いしていただけ、ということになるんじゃないか。 いやさらには、商品を買うときに商品券を抱き合わせで買わされている、と言うこともできるんじゃないのか。
単に考えかたの問題ではあるんだけど、疑問が疑惑に変わってきた感じ。 ヨドバシカメラに尋ねてみるかねえ。
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Re: 『DESKTOP REFERENCE PHP辞典』 2005/02/26 10:11 | 塩見真一 |
>もし「スマートに見せる」ために詳細な説明を犠牲にしたのだとしたら、……まあそれも企画方針によると >言えば言えないこともないわけだけど、私としては、そういう方針はいかがなものかと。
どうもこれを言うのは私のほうが間違ってるような気がしてきました。 この本ではもとから、つまり、取り上げる関数の取捨選択の段階からして、言語仕様ではなく現実に利用されている実情に基づいているわけなんだから、パラメータの説明だって実用的に困らない程度、現実問題としてだいたい妥当なあたりがわかる説明でいいわけです。……有効精度ということだな。
うーむ、私としてはやっぱり範囲の明確な説明が必要だとは思うんですが……だってバグの多くは境界線で起こるのだから……、とりあえずこの本にそれを求めるのは間違いらしい。てゆうか、たいていの本がこうなっているわけなんで、うーむ……。
ま、結論は出ないのですが、そのへんをレビューに書くことにします。いや、実は昨日書き上げないといけなかったのだけど。
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発売日 2005/02/24 21:28 | 塩見真一 |
何の発売日かというと、ギャラクシーエンジェルのゲーム完結編「Eternal Lovers」PS2版でありまして、仕事帰りにヨドバシカメラへ行って、店内半周分行列して、買ってきました。
買ってきたので、今日はもうさっさと帰ります。 明日からヒキコモリになるかもしれませんがその節はまあよろしく。
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Re: 『DESKTOP REFERENCE PHP辞典』 2005/02/24 21:25 | 塩見真一 |
>色を変える、または書体を変える、というのは、オペレータの手間を増やすので、却下される場合もあります。
読者の手間を省いてやるのが出版サイドの役目であり、それによって読者からお金をもらえるわけなんですがね。もちろん、本の企画趣旨としてどこに手間をかけるかという方針や判断はありうるので、手間を省いたからどうといちがいには言えませんが。 しかし、どっちにしてもこの本では丸数字の色が変えてあるんで同じことですけど。
>「ファイル名」は、英数字8文字以内に限る > >などという注釈を書くよりは、 > >(1)…英数字8文字以内に限る > >の方がスマートだと思う人が多いのかもしれません。
いやまあ私も多くの人の感じかたを調べたわけじゃないからなんとも言えませんが、しかしやはり、スマートだと言えるのは説明文が短くて済むケースだけだと思います。もっと説明文が長くなるケースやパラメータどうしの関係を説明する必要があるケースでは、前者のほうがうまくいくことが多いでしょう。 というか、そういう見方で言うと、この本、詳細な説明が足りないきらいがありますね。たとえば数値のパラメータで、0やマイナスの値や整数でない値を指定できるのかどうかとか。 もし「スマートに見せる」ために詳細な説明を犠牲にしたのだとしたら、……まあそれも企画方針によると言えば言えないこともないわけだけど、私としては、そういう方針はいかがなものかと。
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Re: 『DESKTOP REFERENCE PHP辞典』 2005/02/24 21:23 | 塩見真一 |
>1) ライターの行数稼ぎ
そうではないな、パラメータの説明が「(1)〜〜 (2)〜〜」てな具合になっていて、改行すればいいものをしてないもの(これもまた、わかりやすさへの配慮が欠けている、と言えるが)。
>2) オリジナルのマニュアルやリファレンスが「塩見方式」になっており、それの丸写しでないことを主張するため
うむ、オリジナルが……
chmod( filename, permission )
filename : (詳しい説明) permission : (詳しい説明)
……とかいう形式だった可能性はあるかもしれません。現に手元にもう1冊ある『PHPハンドブック』というやつはそうなってるし。
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Re: 『DESKTOP REFERENCE PHP辞典』 2005/02/24 01:25 | くると |
色を変える、または書体を変える、というのは、オペレータの手間を増やすので、却下される場合もあります。 chmod(ファイル名, アクセス権)という書き方は、chmod((1), (2))に比べればいいかもしれませんが、 問題点としては、「ファイル名」に注釈を加えるときに面倒になるという点が上げられると思います。
「ファイル名」は、英数字8文字以内に限る
などという注釈を書くよりは、
(1)…英数字8文字以内に限る
の方がスマートだと思う人が多いのかもしれません。あと、 chmod(ファイル名, アクセス権)と書くと、その通りに書くのかと誤解してしまう人がいるかも。 つまり、コマンドラインに「chmod(ファイル名, アクセス権)」と入力してしまうとか。 | |
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Re: SNSってどうです? 2005/02/24 01:18 | くると |
とりあえず、進行中です>SNS ライターお任せの部分があって、どんな風に上がってくるのか、 想像もつきません…って感じでは、編集失格なんですが、 編プロのポジションというのは微妙なもので…って誰に言い訳してるのか。
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Re: 『DESKTOP REFERENCE PHP辞典』 2005/02/23 11:46 | 麗明舎 |
邪推される理由
1) ライターの行数稼ぎ
2) オリジナルのマニュアルやリファレンスが「塩見方式」になっており、それの丸写しでないことを主張するため
メリットは、まったく思いつきません。
ああ、あとで(1)、(2)をA,Bとかに一括置換できるのは利点かもな。(誰の) | |
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Re: 『DESKTOP REFERENCE PHP辞典』 2005/02/22 12:16 | 塩見真一 |
この本について、単純にコンピュータ書の観点から、レビューで書こうと思っていたのは関数リファレンスでのパラメータの示しかたでした。 この本では、たとえば「 chmod ファイルのアクセス権を変更する」という関数の書式が…… chmod((1), (2)) ------------------------------------------------------------------ (1):ファイル名 (2):アクセス権 ------------------------------------------------------------------ 戻り値:成功した場合はTRUE、 失敗した場合はFALSE
……というように示してあります( (1)(2)は紙面では丸数字です)。 私は…… chmod(ファイル名, アクセス権) 戻り値:成功した場合はTRUE、 失敗した場合はFALSE
……というふうに示せば圧倒的にわかりやすくなるし、詳細な説明を加えるにも都合がよい、なんだったらカラーを使う必要もない、と思うわけです。 しかしこういう示しかたをしている本はあまり見かけないのですが、こうしない理由が何かあるのですかね。 | |
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『DESKTOP REFERENCE PHP辞典』 2005/02/22 11:16 | 塩見真一 |
『DESKTOP REFERENCE PHP辞典』 西沢直木 翔泳社 ISBN4-7981-0827-8 2005/01/18 定価2400円(税別)
ここんところ題材が本来のコンピュータ書から離れてきているので、次はこれを、と思ってひっくり返しているところ。もっとも、この本も「辞典」なんで、結局ことば系から離れていない、とは言えるんですがね。
特にことば系の観点で言うと、この本を作る過程が辞書の編纂によく似ているところがたいへん興味深いです。 PHPで書かれたソフト200本を解析集計して、そのなかでよく使われている関数を取り上げてまとめた、ということなんだな。 この関数はこういう仕様である、というばかりでなく、こういうふうに使われていることが多い、というような、現状調査に基づいた解説もある。そういう説明が役に立つかどうかはともかく、人工言語に対してこういう実態調査主導のアプローチが成立するというのは、なかなか興味深い現象でしょう。
そのうち、「この場合に××関数を使うのは誤用である」とかいう解説が出てくるんじゃないかと……。
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