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2015年はじめごろの掲示板

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 Re: 『あまゆる。 (2)』
 2016/02/06 10:03
塩見真一
さて、この投稿をした時点では、私はまだ800系に乗ったことがなかったのですが……

>二人掛けの席でアヤがハルの首に腕を回して座っている。ひじ掛けは上げてるにしても、けっこう不自然な姿勢のはずで、

……乗ってみたら気が付きました、800系のひじ掛けは上げられないのですよ。普通車自由席でも4列座席なので、2人掛けシートの中間には厚みがどっしり15センチくらいある、テーブル内蔵のひじ掛けがあるのでした。
てゆうか、←は67ページ左、後ろの席ではユウとマオが「ほら、あーん」とかやってるシーンですが、1コマめにはそのどっしりしたひじ掛けが描いてありますね。

いや、でも、そうすると、さ、ハルとアヤはいったいどんな座りかたしてるんだ。窓側の席に2人で、アヤがハルの膝にのってるとしか考えられんのだけど、なー。

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 Re: 高浜 vs 川内
 2015/05/19 08:09
塩見真一
もうひとつ、高浜原発運転差し止め判決でひどくひっかかることがひとつ。
「ウ イベントツリー記載の対策の実効性について」というところに、次のように記載されています。
イベントツリー記載の対策が技術的に有効な対策であるかどうかはさておくとしても,同対策を原子力発電所の従業員が適切かつ迅速にとることについては,次のような多くの困難を伴う。
(途中省略)
第4にとるべきとされる手段のうちいくつかはその性質上,緊急時にやむを得ずとる手段であって普段からの訓練や試運転にはなじまない。(2行省略)たとえば空冷式非常用発電装置だけで実際に原子炉を冷却できるかどうかをテストするというようなことは危険すぎてできようはずがない。

……え、できるだろ。主電源や他の非常用電源のスイッチを切ればいいんだし、状況を監視して万一冷却しきれないようならテスト中止、主電源を入れれば済む。いざそのときになって主電源が入らないとか、操作を誤って全電源を切ってしまうとかいった危険はたしかにあるけど、危険すぎるってことはない。核燃料の代わりに電熱器みたいなものを入れるといった方法だって考えられる。
なんにせよ、危険だからといってテストをしなくていいわけがない、空冷式非常用発電装置だけで原子炉を冷却できることは、必ずテスト済みでなきゃおか……あれ?

……まさか、テストしてない、のか?

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 Re: 高浜 vs 川内
 2015/05/11 09:42
塩見真一
さて、イベントツリーというのは、さまざまな非常事態についてどう対策するかを書き出したもの、だそうです。対策に成功すればよし、失敗したときはさらに次の対策……というように枝分かれする対策を用意してあるから大丈夫だと関電は主張したけれど、こんなんで大丈夫のわけねーだろ、というのが福井地裁の判断です。
まず、書き出してある非常事態がすべてだとは考えられない。次に、いざそのときになってこの対策を的確に実施できる見込みが薄い。そして、アスキーアートまで使って指摘しているようにひとつでも失敗するともう打つ手がなくなる、構造的に危なっかしい。

加えて私からひとつ指摘したいのはイベントツリーの表現、緊急時に確実に伝わるように表現されているかという問題です。p34「ウ 補助給水設備の限界」というところでイベントツリーが引用されているのですが、次のごとくでありますよ。
(イ) イベントツリー((ア)cの場合の収束シナリオ・緊急安全対策シナリオ)
a 手法
.拭璽咼麁以篏給水ポンプによる蒸気発生器への給水が行われ,現場での手動作業により主蒸気逃がし弁を開放し,2次系による冷却が行われる。C澎汽織鵐のほう酸水を注入し,未臨界性を確認し,っ濺澱咾慮漏蕕泙任剖冷式非常用発電装置による給電を行うとともに,蓄圧タンク出口隔離弁を中央制御室からの手動操作により閉止する。また,復水ピット枯渇までに海水の復水ピットへの補給を行うことにより,2次系冷却を継続する。

b aが成功した場合の効果
この状態では未臨界性が確保された上で海水を水源とした安定,継続的な2次系冷却が行われており,燃料の重大な損傷に至る事態は回避される。

c aが失敗した場合の効果
.拭璽咼麁以篏給水ポンプによる蒸気発生器への給水,現場での手動作業による主蒸気逃がし弁の開放,C澎汽織鵐のほう酸水の注入,ざ冷式非常用発電装置による給電のうち,いずれか一つに失敗すると,炉心損傷に至る。
……マジか。

いやこれ、読むまでもなくダメだよ。「いずれか一つに失敗すると,炉心損傷に至る」というギリギリの状況で、こんな文章読んでる余裕があるわけないじゃん。もちろんあらかじめ読んでおくのに決まってるけど、それでも理解しやすいとは、作業指示が的確に伝わる文章だとは、お世辞にも言えないと思う。
というより、読んでみるととにかく緊張感がない。この作業はなんとしても成功させなければ、成功させてもらわなければ、と、そういう意識を持って書かれてはいない。

現場用のマニュアルにこう書いてあるのかどうかは判決文からはわからないのですが、もしほんとにこういうふうに書いてあるのなら、それだけで運転禁止を命じてもいいと、私は思いますね。炉心損傷を真剣に防ごうとしていないことがわかるんだから。

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 高浜 vs 川内
 2015/05/06 10:41
塩見真一
関西電力高浜原発と九州電力川内原発それぞれ周辺の住民が運転を差し止めてほしいと仮処分を申し立て、高浜については運転不可、川内については運転可と、逆の決定が下されました。なぜそうなったか比べてみようと思っているのですが、鹿児島地裁の判決文がなぜか公表されないので、ひとまず高浜原発の運転を禁止した福井地裁の判決文(http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/038/085038_hanrei.pdf)について。

世界一厳しい審査に合格したってダメという、電力会社ばかりか規制委員会までぶったぎった大変な判決で、あれこれ批判も受けています。その多くは判決文を読んだかどうかすら怪しい、まともな批判とは言い難い感じですが、まあ私も、「(基準地震動はその実績のみならず)理論面でも信頼性を失っている」は言い過ぎだろうと思います。実績として信頼できないことで十分に運転差し止めの理由になるし、だいたいその節の最初で「しかし,この理論上の数値計算の正当性,正確性について論じるより,現に,下記のとおり〜〜」と、理論を棚上げしているのに。まあ筆が滑ったというやつでしょうかね。

それはともかく、面白かったのは36ページの下のほう、「第4 当裁判所の判断」「2 冷却機能の維持について」「(3) 基準地震動である700ガルに至らない地震について」「エ 債務者が主張するイベントツリーの構造について」というところ。

←に示しましたが、判決文にアスキーアートというのは、初めて見ました。どうやって朗読したのかわかりませんが、画期的ですよ。

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 Re: あれから4年と1月
 2015/04/30 09:28
塩見真一
どうも、らしくないことを言ってしまいました。
ここ、最初は「忘れずにいようと思います」と書いたのですが、そのあとあれこれしているうちになぜかこうなってしまった。
忘れていけないかどうかは、罪なのかどうかと同じで、わからないと言うほうが正しい気がします。そして、忘れていけないかどうかわからないけれど、私は忘れないでいようと思います。

さて、国道6号をもう少し南下すると、福島第一原発の入り口がありました。写真を撮るために車を降りていいかどうかはグレーですが、やはり撮らないわけにはいきません。
荒れ地の上を特高送電線が伸びているだけで原発は見えませんでしたが、後ろから車が1台走ってきて、少し前に停まり、男の人が一人降りてきて、やはり原発の方向を眺めて写真を撮っていました。話しかけてみると、大阪で土木を学んでいるときに原発事故が起こり、自分が役に立つならと思って先月、南相馬の建設会社に就職したのだそうです。その行動力は羨ましいなと思いました。
名刺を渡しておいたので、年賀状でもくれないかなと思ってはいますが。

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 Re: あれから4年と1月
 2015/04/26 09:38
塩見真一
きれいに晴れた2日め、いわきでレンタカーを借りて、常磐道を北上しました。浪江インターで降り、国道6号に出て右折し、キョロキョロしながらゆっくり車を走らせました。案外に人気がなく、しかしあちこちのゲートには昨日と同じように警察官がいて、昨日と同じように被曝し続けていて、昨日と違うのは雨具を着けずに済んでいることくらいで、私はなんと言っていいやらわからない気持ちになるのでした。

しばらく南下したところで、何かが目の端に見えて、Uターンしました。左の写真です。
すでにあちこちで報道されているので、いまさら私がこれの写真を撮ることにたいした価値はないし、歩行者通行禁止の場所で写真を撮るために車を降りていいかどうかはグレーですが、しかしここまで来て、Uターンしてきて、撮らないわけにもいきますまい。

「原子力 明るい未来のエネルギー」

この看板が作られた当時は、いや4年前までは、双葉の人々だけでなく、私だってそう考えていたよなあと、思いました。

原子力によって得られる明るい未来はせいぜい数百年でしかありません。その一方で、高レベル放射性廃棄物という闇を、少なくとも数万年にわたって残すことになる。
いまさら言っても手遅れですが、私たちの世代は、自分たちの未来のために人類の未来を食いつぶすことを、してしまった。

そのことが罪なのかどうかはわかりません。
ただ、そのことを忘れてはいけないと、私は思います。

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 Re: あれから4年と1月
 2015/04/23 09:34
塩見真一
小野新町という駅があり、小野町という町があることはもちろん知っていました。
が、そこが小野篁ゆかりの地、小野小町が生まれた里だったとは、迂闊にもついこのあいだまで知りませんでした。

夕闇迫るリカちゃんキャッスルを眺めたあと、小野小町が生まれた場所でリカちゃんが作られているというのは偶然なのだろうかどうだろうかと考えながら、はなのいろは、だったよな、うつりにけりないたづらに、だったっけとつぶやきながら探し当てたのが←、「小野小町生誕の地」碑。

奥にある碑文を読むと、小野峯守が陸奥守として長男の篁とともにこの地に赴任してきて広大な館を構え、地元の豪族の娘たちを召使っていたところ、中でも特に美しい愛子(めづらご)を篁が見初めて、そして生まれたのが後の六歌仙のひとり、本朝三美人と名高い小野小町である、ということです。

……そりゃ、小野といったら美人に決まってるじゃん、……痛っ、痛、いたたたっ。

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 Re: あれから4年と1月
 2015/04/22 11:46
塩見真一
相馬に着くと、雨が上がっていました。前回乗り損ねた松川浦循環バスに、またしても乗り損ね、昼飯にしようと中華料理屋に入ったら、後ろの席の人たちが新宿駅の乗り換えについて話していて驚きました。

バスで福島へ。満員の新白河行きに乗り、郡山へ着くと、磐越東線の小野新町行きが向かいのホームで待っていました。キハ100/110の5両編成。先頭のキハ112-102は左のとおり「リカちゃん」ラッピング電車じゃなかった気動車でありました。
いや、小野新町の近くに「リカちゃんキャッスル」というお城の形をしたリカちゃん人形の工場があり、見学もできるし自分でコーディネイトすることもできる、ということは知っていたので、リカちゃんラッピング気動車が磐越東線を走っているからといって驚く必要はぜんぜんないんですが、しかし驚いたんですよ。

驚いたというか、衝撃ですな。
いや、ちょっと、リカちゃんてば、もお、とんでもない美少女じゃあ、ありませんか、……くはっ。

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 Re: あれから4年と1月
 2015/04/21 08:32
塩見真一
原ノ町で待ち時間があったので、雨模様で歩き回るのもためらわれたので、駅前通りで見かけた床屋に入って、散髪をしました。そんなことでもしないとほんとに見に来ただけになってしまいますから。
床屋のおばさんは、私が東京から来たというと、こう言いました。
「前はねえ、そこの駅から1本で行けたんだけどねえ。駅に止まってるスーパーひたち、あれ見るとイラだつわあ。」
そうか、あの651は、地元の人にはそう見えるのか、と私は思ったわけです。

651系特急電車が4両、ここに留置されていることは、前回、2014年の4月に見て知っていました。あの精悍な、そして優雅な車両が、取り残されてほこりまみれになっている姿はなんとも哀れで、せめて洗ってやれないものかと思ったものでした。地元の人に手伝ってもらえば、せめて仙台まで走らせることができれば、復興の力強いシンボルになるんじゃないだろうか、そう思って、しかし誰にも言わなかったのですが、言ってみるべきだったのかもしれません。

実は←の写真は、ホームに停まっていた相馬行きの電車(701系2連)の中から撮りました。窓に雨粒が着いていたから開けて撮ったら、冗談みたいな話ですが、その窓が閉まらなくなり、おたおたしていたら、運転士が見かねて手伝ってくれました。
「いやまあ古い車両ですからねえ。震災のときには新型の721があったんですけど、仙台へ持っていかれちゃって。え、651ですか、あれは何だったか部品が抜かれて、ほら九州でしたっけ、移った先で部品が要るからって、それでもう走れなくなってますよたしか。」

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 あれから4年と1月
 2015/04/16 09:30
塩見真一
このあいだ、また福島へ行ってきました。常磐線が竜田まで伸び、さらに代行バスで原ノ町までつながり、それと常磐道がつながったので、様子を見てこようというわけです。……またやっぱり見てくるだけだという引け目はあるのですが、行かないよりはいいんじゃないかと、思うわけです。

金曜日の晩に品川から「ひたち」29号に乗って、水戸で一泊。翌朝、常磐線の普通列車でいわきへ、竜田へ。代行バスに乗り換え、帰還困難区域を通り抜けて原ノ町へ。

バスの中には線量計をつないである(らしい)ノートPCが置いてありましたが、私が見た限りでは、表示はずっと「0.09μSv/h」でした。背景の地図も動いていたようには見えず、つまりたぶん、時々刻々の線量率を表示するのではなく、Enterキーを押したときにそのときの線量率を表示するシステムだったのかもしれません。
どっちにしても、通り過ぎるだけの人間が気にする必要はないのですが。

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 Re: 『あまゆる。 (2)』
 2015/04/10 08:48
塩見真一
とある書店で1巻を見つけたので、買い直しました。アヤの実家まではバスで30分+徒歩2時間だとか、ユウとマオの実家までは高速バスで1時間くらいだとか、ショッピングモールへは2駅だとか、ハルは2年前にはまた別の所に住んでいたとか、「あと電車じゃなくてディーゼルね」とかいった情報が見つかりましたが、設定とか後書きとかはやはりなかったのでした。

それはそれとしてしかし、いっしょに寝るのもいっしょにお風呂入るのも将来いっしょに農業するのも、ハルがあっけらかんと言い出してアヤがどきどきしながら流されていく、かと思うと「自動的に早起きできるかなと思って」とか言われて落とされるのですな。
百合の王道は「きゃっきゃうふふ」だと何かで読んだ覚えがありますが、この「あまゆる。」はきゃっきゃうふふで止まってゆりゆりになっていないわけで、つまり王道かもしれないが要ではない、のでしょう。もうひとつ、たぶん「どきどききゅんきゅん」が要るんだと思います。

いや、そんなことよりようやく気が付いたんですよ。
アヤの「あ」、マオの「ま」、ユウの「ゆ」、ハルの「る」、で、「あまゆる。」……

いやなんか、気が抜けた。これつまり背景があるのかとか舞台はどこかとか、考えてもしょーがなかったんじゃねーの、もー。

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 Re: いまどきのテキストファイル
 2015/04/06 09:06
塩見真一
もうちょっと調べてみて、そこまで間の抜けた機能ではないことがわかりました。もっと文字数が多ければ自動選択がちゃんと働いて、ちゃんと読めるプレビューが表示されます。

つまり、バイト列が「文字になる」コードを選んでいるらしい。文字数が少ない場合にはたまたま別のコードでも文字になることがあり、あの住所はたまたまUTF16-BEで全部文字になった。意味のある文字列にはならなかったけれど、それを自動で判定するのはものすごく大変だから、プレビューをUTF16-BEで表示したのは、ソフトウェアとしてはまずまずよくやってると言うべきでしょう。
問題はそのあとだな。262もの選択肢を分類も補足説明もなしに表示するというのは、特にIBM+数字のやつな、まっとうなユーザインタフェースとは言えません。

というか、文字になるかどうか判定してるんだから、プルダウンしたら文字になるコードだけを表示すればいいじゃん。「Unicode Big Endian(UTF16-BE)」の他に、「Unicode Little Endian(UTF16-LE)」「x-IBM943」「x-docomo-shift_jis-2012」「x-JavaUnicode2」「x-UTF16_OpositeEndian」「x-UTF-16_PlatformEndian」「x-Unicodebig」「x-kddi-shift_jis-2012」「x-softbank-shift_jis-2012」「日本語(Shift_JIS)」が残る。
なんでこんなにあるんだとやっぱり呆れるけど、Shift-JISだと知っていればもちろん、知らなくてもなんとかなる数でしょう。あと、ここに「その他のエンコーディング」という選択肢があって、それを選んだら251個ぞろぞろと出てくるのは、それはそれでいいでしょうね。

というわけで教訓。
「自動判定をひとつで止めたら損、できるなら全部判定すべし」

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 いまどきのテキストファイル
 2015/04/02 08:30
塩見真一
このあいだ、あるところへ荷物を送るために、住所をテキストファイルにメモしてタブレットに入れて持ち出しました。コンビニで送り状の用紙を貰って、そのファイルを開こうとしたところ、←の、文字コードを選択するダイアログが出ました。「テキストを読みやすくするエンコーディングの選択」だそうで、UTF16-BEで見事に文字化けしたプレビューが表示されています。

なんだってまたUTF16なんだよ、せめてISO-2022-JPとかUS-ASCIIとかなら数字は読めてなんとかなったのに、だいたい文字コードって「読みやすく」するもんじゃないだろうが……と思いつつプルダウンしてみると、驚きましたね。「自動」「Adobe-Stantard-Encoding」「BOCU-1」「CESU-8」「HZ-GB-2312」「IBM-Thai」「IBM00858」「IBM01140」「IBM01141」「IBM01142」「IBM01143」「IBM01144」「IBM01145」……ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろと「香港拡張コード付き繁体字中国語(x-MS950-HKSCS)」まで、後で数えたら実に262の選択肢がありました。

過ぎたるは及ばざるが如し。
私は文字コードを選ぶことの意味もShift_JISを選べばよいこともわかっていて、それでも途方に暮れるのに、わかっていなかったらもう、キャンセルするしかないでしょう。

システム(Android 4.4.2)とアプリ(OfficeSuite Professional バージョン7.4.1691)とどっちが間抜けなのかはさておいて、テキストファイルは役に立たない時代になったのだなあと、しみじみ思うのでした。
まあ私は、テキストファイルこそが正義だとか、言ったり書いたり信じたりはしてませんでしたから、思うだけですけど。

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 Re: 旅客営業規則第149条
 2015/03/30 09:40
塩見真一
確証はないのですが、最近JR各社は磁気の他にも「見えない情報」を切符に入れ始めたようです。

昨年12月に、私が乗ろうとした列車が運休になって旅行を取り止めたことがあったのですが、払い戻しのために東京駅で捺してもらった「誤入鋏」スタンプは、左半分が普通の赤インキで、右半分が一見透明に見えるインキ、地紋のパールインキよりもさらに目立たないインキで印字されていました。
翌日新宿駅の窓口へ持っていくと、係員はなにか小さな台の下に置いてみてから、払い戻ししてくれました。たぶん、その一見透明のインキが見やすくなるような光を当てて、偽造スタンプでないことを判別した、のだろうと思います。

もうひとつ、このあいだ三重からの帰り、新幹線の車内で検札を受けたのですが、返してもらったぷらっとこだま乗車票にあの青いスタンプが捺されていませんでした。
……写真ぐらい撮ってくるんだったな、よく見てもわからなかったので、透明のインキだったのか、単に車掌が捺し損なっただけなのか、もうわかりません。……また近いうちに東海道新幹線に乗る機会が、あるかなあ。

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 旅客営業規則第149条
 2015/03/27 09:49
塩見真一
このあいだ、ウチの洗濯機から、←のようなものが出てきました。
……あっ、回数券だ、一昨日ひと駅歩いて使わなかったのをジーパンのポケットに入れたままだった、洗っちまったよ、うひー。

と、この元回数券は、まず無効だろうけど、どういう規定になっているのか調べてみました。JR東日本のWebサイトにQ&Aのページがありましたが、紛失については説明があっても破損・汚損についての説明はなく、あれこれたどるうちに「旅客営業規則」のページに行き着いて、見つけたのが第149条です。
(券面表示事項が不明又は不備の乗車券類)
第149条 乗車券類は、その券面表示事項が不明となつたときは、使用することができない。
2 前項の規定により使用できない乗車券類を所持する旅客は、これを駅(定期乗車券にあつては、発行駅)に差し出して書替を請求することができる。
3 前項の規定により旅客から書替の請求があつた場合は、旅客に悪意がないと認められ、かつ、その不明事項が判別できるときに限つて、当該乗車券類と引換に再交付の取扱いをする。
4 前各項の規定は、券面表示事項又は様式の整つていない乗車券類について準用する。

「券面表示事項が不明となつたとき」か、いやもうもののみごとに不明ですから使用できませんですね。
そして私としては、これを書き替えるよう請求することができる、のか。なるほど、順を追って規定してある、規則文にしてはわかりやすいですね。
しかし第3項の「不明事項が判別できる」というのは危ないな、この言いかただと「不明」と「判別できない」を違う意味で使っていることになるけど、どう使い分けているのかはっきりしません。自然に出てくる解釈は、「目で見て不明であっても、他の手段で判別できるときは再交付する」と、いうものですがどうでしょうか。

や、磁気情報は残っているだろうと、きれいに伸ばして読み取り機にかければ「判別できる」はずだと思うんですよ。200円かそこらの回数券で頑張るのもアレですが、どこか暇な駅の窓口に持っていってみようかと思ってます。

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 ユノ方・ヨカ方
 2015/03/22 09:57
塩見真一
三重で見たものもうひとつ。←は近鉄湯の山線、湯の山温泉駅から100メートルほど四日市よりの大羽根園4号踏切、私が乗ってきた電車が四日市へ戻っていくところです。頭痛がするので山登りはやめにして、しかし悔しいので少し山のほうへ歩いてみたのですね。踏切で、なんと呼ぶのか知りませんが敷いてある木の板がまだ新しいなあと思って見ると、木材にマジックでメモ書きがあったわけです。
「オハネ4号ユノ方(8)」「オハネ4号ヨカ方(1)」……なるほど、どこかの工場で仮組みして、配置を書き込んで、いったんバラして運んできたのでしょう。

少し不思議なのは、どれもまっすぐな角材で、寸法も見たところ同じで、どこにどれを置いても良さそうなのに配置が決めてあるということ。もうちょっと不思議なのは、「ユノ方」が湯の山温泉方向「ヨカ方」が四日市方向の意味だとすると、向きがあっていないこと。

よくよく見ると、向きがあっていないのは(1)番の2本だけでした。
←湯の山温泉駅   近鉄四日市駅→
    ヨカ方(2) | ユノ方(2)
    ヨカ方(3) | ユノ方(3)
    ヨカ方(4) | ユノ方(4)
    ヨカ方(5) | ユノ方(5)
    ヨカ方(6) | ユノ方(6)
    ヨカ方(7) | ユノ方(7)
    ヨカ方(8) | ユノ方(8)
    ユノ方(1) | ヨカ方(1)

いや逆か、(1)の2本だけが予定どおりの位置・向きで置かれていて、残りがなぜか逆向きに並べてあるらしいのです。

うーむ、1番を置いたら、普通は2番を隣に置くよね。全部がでたらめならまだ理解できるんですが、この配置には意味があるのでしょうかないのでしょうか。

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 Re: 鈴鹿駅きっぷ発売時間
 2015/03/20 09:31
塩見真一
文章でどうにかするのはもう無理だ、ということで考えたのが←の図。
ふむ、文字の配置などはまだ工夫する余地がありますが、これならわかりやすいでしょう。というか、文字盤にこの図を描いた時計を置いておくといいですね。

まあ、この方法が使えるのは昼間の時間帯に収まっているからです。営業時間が早朝や夜間にかかるようだと……むー、どうがんばってもいまいちな結果になりそうですな。

それより、今ごろになって気付いたんだけど、切符を買えなくてもべつだん困ることはないのでした。そのままホームへ上がって、来た列車に乗って整理券を取ればそれでよかった。
はて、なぜ私はあんなにうろたえたのでしょう。

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 鈴鹿駅きっぷ発売時間
 2015/03/19 09:44
塩見真一
三重で見てきたものからいくつか。

まず←は伊勢鉄道の鈴鹿駅にあった掲示です。伊勢鉄道は快速「みえ」で通り抜けたことしかなかったので、近鉄伊勢線に乗って平田町へ行った帰りに鈴鹿市駅で降りて10分ほど歩き、高架下の鈴鹿駅にたどり着いたらこの掲示。

うーむ、いったいどういう事情でこんな細切れに営業しているのか不思議ですが、それより私は切符を買えるのでしょうか。いま何時だ、12時ちょっと前、とすると、ええと、ええと……。

切符は無事に買うことはできましたが(硬券でした)、この書きかたはどうにかできるでしょうか。
上川駅の場合と違って日常感覚に合う時間表現だし、桁位置も揃えてあります。文章表現としても見出しと時間が並んでいるだけなので手の出しようがない、「から」を「〜」に替えて「まで」を削る、「時」を「:」に替えて「分」を削るくらいがせいぜいです。……いちおうやっておこか。
 7:50〜10:20
10:35〜12:00
13:00〜14:20
15:05〜15:40
16:00〜17:15

や、少しわかりやすくなったような気はするけど、それは気のせい、私がこれを入力するのに何度も見直したからでしょうなー。
と、いうところで以下次号。

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 「さよなら原発三重パレード」
 2015/03/17 08:52
塩見真一
……という催しに、このあいだ参加してきました。もちろん不純な動機、ウチの娘たちが参加したからです。実は前の日に京都でも同じような催しがあり、両方に同行するファンクラブのツアーもあったのですが、ツアーはパスして津にひょっこり現れるほうで行きました。なんか、大間以来、そういう人だということになってるそうです。もっとも、大間のときは下北半島に散在する原子力関連施設を見てくる目的があって別行動を取ったのでしたが、今回の別行動は乗鉄するため・山登るためで、しかも頭痛で山に登らなかったという、輪をかけ熨斗を付けた不純です。やれやれ。

まあそれはそれとして、思ったこといくつか。
まず、ウチの娘たちが立派にやってるなあということ。そして、ちゃんと暖かく受け入れられていて、それはたしかにありがたいなあということ。
まあその、そんな気軽に握手したりしないでほしいとは、思いますけどね。写真も、いつものライブは撮影禁止なのに、そりゃまあこの場で撮影禁止と言うわけにいかないことは確かだけど、でもみんなが撮影してるからといって私らが撮影していいことにはならないし。

それから、やっぱり「左翼」なんだなあということ。驚くほど多数の団体名が並んでいましたが、共産党に民主青年同盟、教職員組合にユニオン、もちろんその人たちがここに来ているのは原発をなくそうという主張のためであって政治的主張は二の次三の次だろうと思いたいのだけれど、こう、翻る幟を見るとやはり、現実問題として脱原発は左翼の主張だと認めるしかない。「右も左もない」とは言えないなあと、言わざるをえません。

まあ、少し不思議ではあります。
4年前のあの日、もしも風向きや放出量や何かがもう少しまずいほうへ転がっていたら、プルームが東京に降り注ぎ、国家存亡の危機に陥っていた可能性もありました。皇居や靖国神社が特定避難勧奨地点になっていた可能性だってあったのです。
もしそうなっていたら、「右翼」も脱原発運動に加わっていたのでしょうかどうでしょうか。

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 Re: タイトルに困りますが
 2015/03/15 11:03
塩見真一
うんまあ、私も自分が真面目なのかどうか、ちょっと悩んでおります。普通だったら、というか前回これを思い付いたときには、ここには書かなかったわけですし。

とりあえず、世人はともかく弟さんが「兄は宇宙人だ」などと言いだすのは、私にも弟がいますし、傍目に痛ましいのでね。誰かが「ユキオさんはナントカカントカ症候群です、発達障害だからしかたないのです」と言い出せば、弟さんも、ユキオさんの不可解な発言に悩んでいる人々も、まあ少なくとも気が楽になるんじゃないかと、思うんですよね。
そのためには「ユキオ症候群」ではなくなにかこう、硬派な名前でなければならないでしょうけど。

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