うつくしきもの 瓜にかきたるちごの顔。雀の子の、ねず鳴きするにをどり来る。二つ三つばかりなるちごの、いそぎてはひ来る道に、いとちひさき塵のありけるを目ざとに見つけて、いとをかしげなるおよびにとらへて、大人などに見せたる、いとうつくし。(4行省略) 雛の調度。蓮の浮葉のいとちひさきを、池よりとりあげたる。葵のいとちひさき。なにもなにも、ちひさきものはみなうつくし。
[国風文化の代表作を雑にまとめると 幼女萌え日記と]色狂いの妄想癖の[ハーレムエロラノベと]黙りなさい姫狂いの妄想癖め[オタ日記と]浮舟いいお浮舟[自伝的純愛小説と]大好きなカレが病気で死んじゃって……でも私負けない「あとネカマ日記か──……」「……」「平安時代始まりすぎだろ」私が言うのもなんだけど!!
いみじく心もとなきまゝに、等身に薬師仏をつくりて、手あらひなどして、人まにみそかに入りつゝ、「京にとくあげ給ひて、物語の多く候ふなる、ある限り見せ給へ」と、身を捨てて額をつき、祈り申すほどに、