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2010年初秋の掲示板

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 Re: 『日本人でも知らない? 外国人の大疑問』
 2010/09/23 10:54
塩見真一
前書きに、こんなことが書いてありました。
日本には今、たくさんの外国人がいます。
スポーツ選手にビジネスマン!
モデルにシェフに観光客!
そして忘れちゃいけないのが留学生!!

うーん、高橋さんはどういうところにお住まいなんでしょうかね。この「外国人観」は、まあこの本では留学生に焦点を当てるのだからこういう物言いで当然とも思いますが、しかし少なくとも私が住んでいる新宿の実状にはかなり遠いです。
私が住んでいる新宿区は人口32万人のうち3万5千人が外国人、10人に1人よりも多くて、そういうところに住んでいるとふだん見かける外国人はここに挙げられているような人たちよりもっとなんというか、ありきたりの人です。普通の労働者というか生活者というか……どっちもなんか妙な色が付いてしまっていて使いにくい言葉ですね、まあ早い話、新宿ではコンビニの店員や牛丼屋の店員がほとんど外国人です。
きっと新宿だけじゃないと思う。おととし伊勢崎の水再生センターを見学したとき、伊勢崎市の人口21万人のうち1万人が外国人だとかいうことをにぽろっと聞いて、そんなこと予想もしていなかったのでかなり驚きました。伊勢崎ってなんかあったっけ、言ってはなんだけどべつだん特徴のない街で外国人が集まる理由が想像が付かない、隣の太田に自動車工場があるからその関係かもしれないけど、いずれにせよ、伊勢崎に住んでいる1万人の外国人はたぶんほぼ全員、スポーツ選手でもビジネスマンでもモデルでもシェフでもないでしょう。

外国人に参政権を与えるかどうかとかいう議論は、最近聞かないけどどうなったんでしょうね。
カルデロンのり子さんとご両親は、その後どうなさっているんでしょうね。
もうすぐ国勢調査がありますが、外国人ってどういうふうに扱われるんでしょうね。

ま、例によって私が考えたってしょうがないことではありますが。

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 『日本人でも知らない? 外国人の大疑問』
 2010/09/18 10:31
塩見真一
高橋陽子 アルク ISBN978-4-7574-1915-5 2010年8月31日 定価 本体952円+税

ウチの事務所が入っているビルの3階は日本語学校で、朝出勤してくるとエレベーターが中国や韓国や台湾からの留学生でいっぱいだったりします。まあ、私が彼らとそれ以上話をする機会はまずないのですが、高橋さんは行きつけの喫茶店が留学生たちの溜まり場になっているのだそうで……いや、そういう設定・演出なのかな、ちょっとはっきりしないけど、まあいいやどっちでも、とにかく日本へ来て日本語を学んでいる留学生たちと高橋さんが話をして、面白かったネタを集めてできたのがこの本。
内容は疑問だけではないのですがとりあえず疑問を抜き書きしてみると、ワタシの日本語上手ですか?、「がんばってください」の尊敬語は何ですか?、「東京へ行きます」と「東京に行きます」とどう違いますか?、「コンビニに行こうっと」の「と」って何ですか?、「のっぴきならない」の「のっぴき」って何ですか?、「けりをつける」の「けり」は「蹴り」からきていますか?、なぜミイラのことを「ミーラ」と書かないのですか?、うしみつどきって何ですか?、「辞典」と「字典」と「事典」の違いは何ですか?、「ニホン」と「ニッポン」とどう違いますか?、「戦う」と「闘う」とどこが違いますか?、どうして居酒屋ではお通しが出てくるのですか?、どうして日本人はお花見で大騒ぎするのですか?、電車で本を読む時どうしてみんなカバーをしているのですか?、日本人は全員読み書きができるのですか?、日本人は友だちと会うのに2,3週間も前から約束するのはなぜですか?、女性同士で手をつながないのはどうしてですか?、どうして日本人はかぜをひくと鍋焼きうどんを食べるのですか?、サインをするときどうして名字を丸で囲むのですか?、なんでお祝いのときお赤飯を食べるのですか?、日本人はどうして車が割り込んできてもクラクションを鳴らさないのですか?、いつから日本にウオシュレットはあったんですか?、なぜ日本の人はみんな私の出身地を聞くのですか?、着物って苦しいですか?……うひー、けっこうな量になってしまった。
疑問の他には、使えて嬉しかった日本語の言葉とか、何がきっかけで日本語に興味を持ったかどうやって日本語を学んだか、日本にあったらいいなと思うもの。

『日本人の知らない日本語』と同様、言葉や文化やそのほかいろいろ、膝の裏をかっくんされるみたいな話……ではあるのだけど、んー、いややっぱりあっちに比べると読み応えはいまひとつ、ですかね。
日本語教師にくらべれば漫画家の留学生に対するスタンスはもちろん重みが違うし、あと、んーやっぱりこの絵だなー。表紙ではいまいちはっきりしませんが、汗どばどば涙だくだく、何かにつけ目を吊り上げて吠えるし、日本人の感情表現が控えめすぎるのだとは言っても、なんか紙面が騒がしくてかなわんです。

まあなんにしても、この質問はまだユルいほう、首をヒネって誰か答えて笑って済ませられますよねえ。

「なぜ日本人は用もないのに鉄道に乗るのですか?」
……じゃない、
「なぜ日本人は日本語の文法を知らないのですか?」
「なぜ日本人は学校で日本語を教わらないのですか?」
……とか尋ねられたら、さあ誰か答えられるでしょうか。

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 Re: ミウラ折り 東京23区バス路線図
 2010/09/16 22:15
塩見真一
ミウラ折りというと……恵里子はいくつになったんだっけかなあ、元気にしてるかなあ、私のこと覚えてるよなあ……、じゃない、折り図のたたみかたを工夫して引っ張ると素直に広がって戻すと素直に折った形に戻るというアレですよね。

しかし人文社ということは、地図自体は『東京都内バスルート案内』と同じものでしょうねえ。
て、書店へ行く暇があったので探してみたんですが、ミウラ折りは見つからなくて、代わりに『東京都内バスルート案内』のシリーズがずらっと面出しになっていました。『千葉県内バスルート案内』『埼玉県内バスルート案内』『神奈川県内バスルート案内』『全国高速バスルート案内』。
むうん、高速バスについてはルートよりバス停付近の詳細図のほうが嬉しいかも。

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 ミウラ折り 東京23区バス路線図
 2010/09/15 23:24
みちる
− 人文社 ISBN978-4795903517 2010年8月15日 定価735円(税込み)

えっと読んで(?)ません、手にも取ってません。
新聞に載っていたのでちょっと捜してみました。
ミウラ折りって何だろうと思って調べたらしばらく前に爆問学問でやっていたなぁと…

一目でバス路線がわかるものが欲しいと思っていたのですが…

あっこれじゃぁ青梅のバスは解らない(苦笑)
買うかどうか未だ解りません

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 『たのしいバス 100点』
 2010/09/08 22:10
塩見真一
− 講談社 ISBN4-06-195443-1 2004年11月25日−2010年5月10日第5刷 定価683円(税5%)[本体650円]

いやなに、青梅の町を歩いていたら本屋があって、こういう子供向けの本ってよくラックに載せて店先に出してあるけど、まさしくこの本がぽんと目に入る位置にあったんですよ。いやあ、私ゃいまから5時間ばかり用も無いのにバスに乗ろうというところで、そういうところでこういうものが目に入ってくるとねえ、ちょっとほこりをかぶっていたけど、買ってしまいますよねえ。

中身はつまりええと、「迫力いっぱいの大きなカラー写真が満載!」「のりもの博士も大満足のくわしい説明!」って裏面に書いてあるんですが、そういうかんじ。だいたい1ページに2点ずつ、さまざまなバスの写真を並べて解説を付けてあるというものです。梅70も4番目に乗っています。いわく、「都営バスには,約3800のバス停があります。写真は西武新宿線の西武柳沢駅と青梅車庫を結ぶ長い路線で,約90のバス停があります。」

構成としては、「東京の路線バス」「東日本のいろいろなバス」「北海道〜中部の路線バス」「東日本のコミュニティバス」「東日本の高速バス・観光バス」「東日本のレトロバス」もういちど「東日本のいろいろなバス」「関西の路線バス」「西日本のレトロバス」「西日本のコミュニティバス・いろいろなバス」「西日本の路線バス」「西日本の高速バス・観光バス」という具合。乗合路線バス・貸切観光バスのほか、幼稚園の送迎バスとかサファリパークの園内バスとか移動図書館とか、あと、法的には鉄道の一種であるはずの、専用軌道を走るバスも含まれています。
まあ子供向けなんで、分類とか収載基準がどうとか言ってもしょうがないわけで、……じゃないな、これが子供なりに意味のある分類、子供の見る「バス」の概念がこの構成には反映されているのだ、と考えるべきでしょう。

んー、コミュニティバスは大きく取り上げられていますが、格安ツアーバスはまったく取り上げられていません。そのころつまり2004年11月にはまだツアーバスが無かったからなのか、子供の目にはバスの仲間に見えないからなのか、あるいは、ツアーバスをバスの仲間に入れちゃいけないと編集者が思ったからなのか、さていったいどういう事情だったのでしょうか。

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 この掲示板について
 2010/09/07 01:02
みちる
この掲示板は、2010年9月はじめごろから10月終わりごろにかけてのメイン掲示板です。秋と言うには未だ猛暑とか言う言葉が聞こえてきますが暦の上で秋なのです。

いずれにせよ中身はいつもと同様、技術を伝えること・物を作ることを様々な側面から…考えましょう。

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