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2006年08月の掲示板

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 Re: 図で分析な学生
 2006/08/08 16:18
麗明舎
> とりあえず、PowerPointを使うとまともなプレゼンができなくなるしくみのひとつを実見しました。

ここを詳しく。お願いします。

# パワーポイント撲滅委員会ってないのかな。

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 Re: 図で分析な学生
 2006/08/06 20:53
塩見真一
【16:00】
授業終了、10分歩いて、20分待って、5分電車に乗って、西金沢駅で乗り換えの電車を待っているところです。
面白かったか、何か得たことがあるか。うーん。

【16:25】
金沢ではくたか19号に乗り換え、普通列車が遅れたせいで慌しくなりました。ボーイスカウトの団体がまるでボーイスカウトらしくなくもたもた乗り込んでいるあいだに発車ベルが鳴り、走り出したと思ったら車内販売が来ました。

【16:50】
金沢で買った「利家御膳」なる弁当を食べているうちに高岡を過ぎました。車掌が検札に来て、車内販売は3往復しました。そろそろ富山、神通川の鉄橋を渡りましたが、しかしなあ、今回の面接授業を受けてどうだったか、どうもまとまりませんのです。
まあまあ面白かったわけで、金沢まで来たなりのことはあったけど、金沢まで来なきゃならなかったかというとそんなこともないような気がする。前回の沖縄のように強く反省すべきこともないけど、ないからいいわけでもないし、ううむ。

【20:45】
越後湯沢でまた慌しく乗り継いで、大宮でも上野でもいいんだがとぼんやりしているうちに結局東京まで来てしまって、帰ってきました。
暑い、東京はねっとり暑いです。

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 Re: 図で分析な学生
 2006/08/06 12:57
塩見真一
【07:50】
さて授業2日目。
私らのグループは、寝台車用の読書灯(狭い範囲にだけ光を当てる)と露天風呂用の間接照明(水面に反射させて光を揺らす)というテーマを昨日設定したので、その具体案を図に描いてくるのが宿題、今日はそれを持ち寄って討議したうえ、PowerPointでまとめて発表するということになっています。なんとも盛りだくさんで、もうちょっと焦点を絞ったほうがいいだろうとも思うけれど、しかし全体を見ることもたしかに必要で、部分部分は未消化でもそのほうが授業としてはいいのかもしれない、私にはどっちだかわかりません。

【09:30】
だいぶ早く教室に着き、先生に鍵を開けてもらって、しばらく雑談をしました。東京から来たということで特別に覚えられてはいるらしいです。失敗の大切さとか、失敗することを教えることの大切さとか、この先生とはなかなか意気投合するところがありそうです。

【13:45】
お昼休み。
午前中に寝台車のほうはなんとなくまとまりました。私以外の3人は寝台列車に乗ったことがないことが判明、いや、なんでそれでそのテーマになったんやーという感じですが。なんにしても、こういうグループ学習の場でどんなふうにどれぐらいがんばったらいいのか、いつも困ります。まあ、人のすることを観察するのも面接授業を受ける目的なのですが。とりあえず、PowerPointを使うとまともなプレゼンができなくなるしくみのひとつを実見しました。

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 Re: 図で分析な学生
 2006/08/05 20:35
塩見真一
【08:00】
2日目。ホテルの朝食はよくあるバイキングで、女子高生の団体であふれかえっていて、なんだろう、夏休みに修学旅行ってことはないだろうし、部活にしては人数が多すぎるし、まあとにかく嬉しいようなうるさいような、あつかましく女子高生の隣に座れない自分が情けないような。
それはそれとして、今日からほんとに学生です。30分もあれば行ける距離なんですが、電車もバスも便が少ないので、やたらに早く出ないとなりません。

【08:50】
ホテルの前に観光バスが止まっていて、「新潟中央高校器楽管弦楽部様」という札がついていました。なるほど部活だったわけだ。
駅のコンビニで買い物をして8時41分発の電車に乗ってみたら、これが481系でした。電車寝台特急用の583系が不評で早々と退役してしまい、それを普通列車用に改造した車両です。見ると哀れを催すというかな、外観も内部もなんともかんとも不細工で、しかし経緯からいってその不細工を責めることはできず、しかしそうはいってもやはりどうにもみっともない。
昼夜両用の特急電車というもともとの設計は非常によく工夫されたもので、私は一度昼間に乗ったことがありますが、たいへん感心はしたものの、しかしやはりこれだけがんばっても無理があるなあ昼間専用の車両には遠く及ばないなあと思いました。夜間の状態は見たことがありませんが、やはり同じようなことが言えるでしょう。普通電車に改造された状態でもそういった工夫の跡が残っていて、というよりケチって半端な改造で済ませられていて、普通電車としても無理無理の造りになっていて、それがなんとも痛々しい。
工学的な工夫が無効果になる実例のひとつ、授業には出てこないだろうと思いますが、私としてはちょうどいい車両にあたったのかもしれないです。

【18:20】
授業1日目終了。蓋を開けてみると「照明器具を設計する」というのが具体的なテーマで、それにそって実験や討論をする過程でテクニカルドローイングを使ってみようという話でした。はておれシラバス読んでなかったのかな。
討論や実験はグループ学習で、それはまあ「考えを伝えるためのドローイング」だから当然だけど、しかしまあいろいろな人がいるわけで、それもまた私に必要な経験だけど、ちょっと疲れた。
あ、でも『アイデア・ドローイング』の裏話を少し聞けました。もともと教材プリントとして用意してあったものに、出版社側で100ページにしてほしいということで書き足しをしたのだそうです。その分量や3ヶ月というスケジュールについては、私としては出版社側の立場でそんなものだろ普通だろと思うけど、表紙については先生と同意見でもうちょっとなんとかしようがあるだろというか先生にやらせたほうがよかろと思いました。
あ、その本をすでに読んでるとかレビューを書いてるとかいうことをまだ先生に言っていない。これはちっとまずいかも。

【20:20】
買い物をして食事をして、ホテルに帰ってきました。ロビー脇にビジネスルームというのがあって、ノートパソコンが3台、ADSLでネットにつながっているらしいです。宿泊客は無料で使える・自分のパソコンを持ち込んでもいい、というので使わせてもらってます。
客室にRJ-45コネクタがあって、ビニールテープで塞いであるのを見つけてしまったんだが、あれは何ですかねえ。
まあいいや、まだこれから宿題をやらなければいけない、このへんで切り上げます。

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 Re: 図で分析な学生
 2006/08/04 19:44
塩見真一
【19:15】
ホテルに入って、とりあえずシャワーを浴びて、足にできたマメの始末をして、ちとぼーっとしているところ。夕食を食べないとおなかがすいてしまうのはわかってるが、さてどうしよう、みたいな。

午後はまず羽咋市立図書館で調べものをしました。いわゆる郷土資料というやつ、『羽咋市史』とか『志賀町史』とか『石川県町村合併史』とかいった本を引っかきまわして、あのあたりに羽咋市と志賀町の境界ができた経緯は把握できたのですが、その境界がなぜあんなにぐにゃぐにゃしているのかはわかりませんでした。『志賀町史』にぽろっと「所有者の関係で」と書いてあって、一瞬納得しかけたのだけど、しかし、あんな妙ちくりんな形の土地を所有する人物って、はっきり言ってかなり変な人です。
昭和7年に作られた地図の不鮮明なコピーが『旧越路野村史』に載っていて、どうやら、ぐにゃぐにゃした境界線の一部はそのころからあったみたいなんですが、うーむ、そのころの変な人なら調べればわかるかなあ、どっちにしても土地所有者の線を追っかけてみないといけないか、というところで切り上げてきました。

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 Re: 図で分析な学生
 2006/08/04 11:41
塩見真一
【06:30】
金沢に着きました。
さて、今日1日何をして遊ぶかということですが、能登半島の付け根、金沢から電車で1時間ほどのところに羽咋という市があります。この羽咋市と隣の志賀町との境界線の一部がなんというか実に奇妙にごちゃごちゃしているんですよ。だいぶ昔に地図で見つけてなんだこれはここはいったいどうなっているのだと気にかかっていたので、今回ちっと現地を見てこようというわけです。
地形図であらためて調べてみたところでは、ちょうど手の指を開いたみたいな感じで、幅20mぐらいの羽咋市が200mほど志賀町に突き出していたり、幅30mぐらいの志賀町が400mほど羽咋市に突き出していたりします。半分ゴルフ場になっている丘陵地帯で、おおよそ山のひだに沿って境界が引かれているようですが、それにしても細かすぎる。いったいなぜこんな境界が引かれたのか、現地に柵とか標識とか何かあるか、そのあたりを見てきます。

【11:30】
千路という駅で降りたのが08:12、それから約3時間歩き回って、駅へ戻ってきたところです。暑い。

現地をうろついてみてわかったこと。何もない。
地図によるとこの池は志賀町のはず、とか、地図によるとこの田んぼは羽咋市で奥の山林は志賀町のはず、とか、地図によるとこの道路は志賀町で脇を流れてる川は羽咋市で川の向こうの山はまた志賀町のはず、とか、そんなことを見ながら歩き回ったのだけど、境界を表示するものは道路わきに「志賀町」という標識がひとつあったのと、「羽咋市」という標識が倒れていたのと、その2つしか見つかりませんでした。
まあそんなことだろうと思ってはいたけど、しかし暑い。

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 図で分析な学生
 2006/08/04 05:34
塩見真一
【22:55】
と、いうわけで、ただいま上野駅13番ホーム、「北陸」号のB個室に収まったところであります。夜行列車は久しぶりですが、いやしかし、寝台特急でBとはいえ個室ってのは、私にしてはぜいたくな話です。まあ、往復セットで考えるとこれがいちばんリーズナブルだったんですがね。
おっといかん、何をしにどこへ行くのかですな。金沢へ行って、「工学的な工夫を図で分析」という、なんか尻切れトンボな題目の面接授業を受けるので、ついでに金曜日1日遊んでこようというわけであります。あ、動き出しました。
この面接授業は、ええと、どこにあったかな、『アイデア・ドローイング』という本があったんですが、その著者が先生です。本自体はどうも図学っぽいというか、教科書らしくしようとしたのかいまいち実務的なところが押しつぶされている感じがしたんですが、シラバスを見るとそうでもないかなと。まあどうなるかは行ってみてのお楽しみ。
さて、早く検札に来てくれないかな。ここんとこあまりよく寝ていないので、とっとと寝てしまいたいのだけどな。

【05:15】
うう、結局あんまり眠れなかった。思い返してみると、寝台列車に乗ったのはたしか高校生のときの「北星」から始まって、「だいせん」「瀬戸」「北斗星」「はやぶさ」ときてこれで6回めです。一番はっきり覚えているのは「瀬戸」だな、発車間際に向かい側の寝台に乗ってきたのが高校出たばかりくらいの女の子で、あのー車内販売ってないんですかとか言うからチョコレートでよければ上げるよって……そんなこと思い出してるから眠れないのだ。

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 『ソフトウェア開発の名著を読む』
 2006/08/02 20:38
塩見真一
柴田芳樹 技術評論社 ISBN4-7741-2851-1 2006/08/25 定価840円(税別)

名著崇拝はよろしくない、と言ったらこんな本が出てきて、いちおう見てきて、悪くない感じだったのでとりあえず買ってきました。新書版なので、通勤の合間にぼちぼち読んだりしています。

取り上げられている名著は、ワインバーグ『プログラミングの心理学』、ブルックス『人月の神話』、デマルコ『ピープルウェア』『デッドライン』、マクブリーン『ソフトウェア職人気質』、ハント&トーマス『達人プログラマー』、マコネル『コードコンプリート』、カーニハン&パイク『プログラミング作法』。それぞれの本の読みどころを実に淡々と紹介していて、……いや、淡々と言うか、ほんとのところを言うと著者の文章にはどうもこう魅力がなくて、読んでいてあまり面白くないです。

まあでも、この淡々とした調子のおかげで、とにかく狂信的な雰囲気にはなっていない。……逆か、狂信的でないから淡々と書けるわけだ。

とは言ってもやっぱりなあ、ブックレビューを書くには、もうひとつぐっとつかめるところがほしい感じです。

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 この掲示板について
 2006/08/02 20:37
塩見真一

この掲示板は、2006年08月のメイン掲示板です。

パソコンの本の話題はもちろんですが、他の話題もたいていここで取り上げます。

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