2006年05月の掲示板

藤元裕子　技術評論社　ISBN4-7741-2766-3　定価1780円（税別）

これまたレビューの題材にどうかと思って、見て、やめにした本。

関数の組み合わせというのがどういうことかと思ったら、まず最初に出てくるのが、各支店の売上合計を総計するという、つまりSum()とSum()の組み合わせ。その次に出てくるのが各支店の売上合計を平均するという、つまりSum()とAverage()の組み合わせで、アホくさ〜と私は思ったわけだな。
Sum()とAverage()とは、使いかたというか外側はたいして違わない。Sum()とSum()を最初に出したら、Sum()とAverage()は単なるバリエーションとして済ませたってかまわない話です。まあ、別々の項目にしたらダメってわけではないけど、それぞれの事例として掲げられている表は同じ構造をしていて、つまり単なるバリエーションをわざわざ2項目に分けて示した形になっている。
それに加えて、その表の構造がどうにも現実的でない。縦横計でもない、なんとも中途半端なつくりで、つまり、サンプルとしてでっち上げたものと見てもどうも感心しない。

そんな具合で、水っぽいというかなんというか、「書けることを書いた」「ページを埋めた」ように見えました。

まあ、最初の2項目なんだから初歩的なことが書かれていて当然なんだし、それだけを見て結論にしてしまってはいかんだろう、とは思いますけどね。

−　日本エディタースクール　ISBN4-88888-362-9　2006/05/10　定価1200円（税別）

レビューの題材にどうかと思って、見て、やめにした本。

常用漢字1945字それぞれについて、明朝体の字体・音・訓・教育漢字については学習年度と強化書体の字体・康煕字典の字体・異体字・熟語の書き換え……といったことを一覧表で示してあるというもので、んー、要するに、こういう説明以上のことを書きようがなくて、ブックレビューにならないなあと。

しかし、文字コードが示されているわけでもなく、文字コードにまつわる注意点が記載されているわけでもなく（一般論は巻末にあるけど）、「デジタル原稿の漢字」じゃないなこれ。
さらに言うと、漢字はおおむね読みの順に並べてあるだけで検索性を工夫した様子はなくて、いったいどういうときにどういうふうに役に立つように作られたものなのか、私にはわからんかった。

「講義」ってことでつまり「実用性は知らん」と言ってるのですかねえ。

>まあそんなわけで、これはかなりいいな、こけしマッチの本に十分比肩する。さてこれをどう書いたものか、楽しくレビューが書けそうです。

思ったほど楽しくありませんでした。
適当なマクラ話の手持ちがなくて、書き出しで詰まってしまった。そこへ持ってきて、作り直したデスクトップPCの妙なところとか、なんだとか、かんだとか、あれこれイライラさせられることが重なってしまって、まとまりがつかず、締め切りを延ばしてもらいました。さっき仕上げて提出しておいたけど、んー、出来としてはまあまあの域を出ない、かなあ。

それはそれとして、某社の担当者にヤツアタリした形になったのはいささかまずかったかもな。……まあ、一度言っておいたほうがいいと思ったわけだし、そうなるのを予想して放置していたことでもあるけど、月曜日には行って、実行でもってフォローすることになるわけだ。ちゃんと準備しておかなきゃ。

半月前に買ってきたベアボーンキットをようやく組み立てました。時間がかかったのは、通風孔を作り直したりしていたからです。いやあ、鉄板に穴開けるのがこんなに大変だとは思わなかった。

これまで使っていたPCのハードディスクをそのまま載せ換えて、うまくいけばプラグアンドプレイががりがり働いてそのまま動きだすかも……、と期待していたんだけどそこまでうまくはいきませんでしたね。セーフモードでも起動しなくて、なにやらよくわからないブルースクリーンが出て止まってしまいます。Windowsにもなにやらよくわからないらしくて、ハードディスクコントローラを取り替えてみろなどと無茶なことを言っています。
いや、ハードディスクコントローラがいきなり変わったから動かなくなったわけだ、無茶じゃない、てゆうか、オレのほうが無茶なわけだよな。……しかし、もとに戻すというのはつまり前のPCに戻すということで、意味ねえじゃん。

そんなわけで、いま再インストールしています。あと18分かかるらしいです。

蔵守伸一　毎日コミュニケーションズ　ISBN4-8399-1872-4　2005/08/10　定価1780円（税別）

そんなわけで、……といってもどこからつながってきてるんだかもうわからなくなりかけてるけど、こんどは逆引きのファレンスをひとつ買ってみました。

……どうも、無駄なことをしちまったようです。
章立て・カテゴリ分けが正引きモノと同じなのだ。各項目の見出しの出しかたが違うだけ。「window.open()」を見出しにするのが正引きで、「ウィンドウを開く」を見出しにするのが逆引きというだけの違い。日本語でこそ多少は意味がありそうに見えるけど、実質はほとんど違わないわけです。

今ごろ気が付いたのかと、自分でも思いますがね。まあそれで、いわゆる「逆引き」のどこがおかしいのか、もう少し考えてみたら、ふたつ思い当たりました。

まず、目的に対して関数ひとつで解決というのがおかしい。逆引きの見出しには、いくつかの機能を組み合わせて解決するような、やや規模の大きなことを掲げないと意味がないはずです。
まあこれは、リファレンスとはそもそもがひとつの関数を取り上げて説明するものなんだから、しかたのないところかもしれません。

しかしもうひとつ、目的に対して解決がひとつというのは絶対におかしい。××をするには、こんな方法がある、あんな方法もある、答えはいくとおりもあるはずです。
……てゆうかだな、プログラミングに限らず物を作るというのは、いくとおりもの解決方法の中からどれかを選んでいく作業なのだよ。いくとおりもの選択肢が示してあって、こっちの方法にはこういうメリットがありこういうデメリットがある、ああいう前提があるならあっちの方法が有効である、そういう条件の下ではそっちの方法を取るしかない……、そういった比較対照が書かれていてこそ、読者が物を作るために役に立つのだ。

そういう本を作るのは、難しいことかねえ。

木村佳子　角川SSコミュニケーションズ　ISBN4-8275-4190-6　2005/06/05　定価1200円（税別）

レビューの題材にと思って買ってきた本。
いやなに、全日空の株主優待、航空運賃50%割引というのにここのところ関心を持っておるのですね。一般の割引がもっと安くなるときもあるけど、ピーク期でも50%というのはかなり効く。
もうひとつ、ふとした拍子にブロッコリーの証券情報のページを見つけてしまったのだ。そしたら、株主優待が「自社キャラクターの図書カード」という、……いやそれ、ええとなんというかその、あー、どう突っ込んだらいいのか困るんだが、んーとりあえず、ミルフィーなのかでじこなのかが第一の問題かと。

まあそんなわけで、書けるぐらいのネタはあるのですが、……よく見たらこれ1年前の本だ。それではさすがに使えないよなあー。

西村将由　アスペクト　ISBN4-7572-1268-2　2003/05/09　定価2300円（税別）

レビューの題材にと思って買ってきた本。タイトルのとおり、ドット絵の描きかた使いかたを初歩から順々に解説してあるのですが、かなりいい感じ、みっちりしっかり書かれています。
小さなアイコン程度のものから携帯待ち受け画面程度の大きさまで、画題もお子様アニメキャラ、割とリアルな動物、ファンタジーRPG、特撮ヒーロー、ホラーSFと幅広く、おわぁっ、ページの隅にあるドット絵が、ふと気が付いたらパラパラアニメじゃないか、うはー。

いや、これはすごい。題材が題材だからやりやすいには違いないけど、やはり作る側が伸び伸び楽しんで作っていないとこういうことはできないもんな、さすがの私もパラパラアニメを本に作りこんだことはないです。

まあそんなわけで、これはかなりいいな、こけしマッチの本に十分比肩する。さてこれをどう書いたものか、楽しくレビューが書けそうです。

由華さんの撮影会は放棄して、第403回制服の日へ行ってきました。昨日に続いて、遠藤舞香、吉田梢、高橋里奈が出て、ほかには河野伶奈と斉木春香が見に来ていました。そういえば、月蝕歌劇団の白永歩美さんが客席で見ていた。

私は最前列でね、だいぶおとなしくしないとならないのが難点とはいえるんですが、まあたまにはしょうがない。梢のつやつやぷりぷりしたほっぺや舞香の翻るスカートや、いかんOGばっか見てるじゃないか、まあとにかく堪能しました。……明日は声出ないだろうなあきっと。

今日は制服向上委員会のコンサート、実に401回目だそうです。隣の席の人は1回を除いて全部見てると言ってましたが、オレは……200回いってないだろうなあ。

「制服宣言」のイントロとともに幕が上がって、センターにいたのが本田博子で、驚きましたね。博子はなんどもOGイベントに来てくれているし、今度のオーストラリアツアーにもいっしょに行くことになっているし、来月の「歴代リーダー復活ライブ」にも当然出てくるだろうとは思っていたけど、いきなりセンターだもの。
博子の他に遠藤舞香と吉田梢と高橋里奈と、OGがいっぱい参加して12人、またまた賑やかなコンサートでした。

博子が美人になっていてねえ。そうかと思うとこづはますますかわいらしくなっていて、いやほんと、オレこの子たちがいなくなってやっていけるだろうか。

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