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2006年04月の掲示板

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 『仕事で稼げるIllustrator』
 2006/04/13 21:57
塩見真一
邑ネットワーク 成美堂出版 ISBN4-415-10296-4 定価1400円

見てきただけで買ってこなかった本。

最近久々にIllustratorを使っていて、何をやっているかというと知り合いに頼まれた名刺の制作です。作業時間を某社の報酬におきかえたら8万はくだらないのだけど、しかしやはりたかが名刺、私がもらうのは5000円の予定です。

つまり、じゃないな、別にこれとは関係ないわけだけど、Illustratorを使って稼げるかどうかは実は、Illustratorを操作する技能でもなくデザインの才能でもないところに大きな要因があるのだ。
言うまでもないよな。あたりまえのことなんだけど、なぜか世の中では、Illustratorをうまく使えることのほうが大きく扱われる。この本もやっぱりそうで、「プロ並の作品を作る」というのがテーマ。
まあ、パソコンの本という以上はパソコンを使う部分に重点が置かれるのが当然と言えないこともないのだけど、でも早い話、『手作り雑貨の売り方手帖』が面白かったのはこうではなかったから、なにからなにまでぜーんぶ取り上げていたからなんだ。あれがもし、Webショップで手作り雑貨を売ろうという本で、ショッピングサイトの作りかたやSEOなんかが大半を占めるようなつくりだったら、あるいは、雑貨を作るところの話ばかりだったら、売り込むところの話ばかりだったら、まあきっとつまらない本になってただろうと思うわけです。……これもヒネた見方かもしれんけどね。

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 『ArtRageで絵を描こう!』
 2006/04/11 10:22
塩見真一
HAL_ ビー・エヌ・エヌ新社 ISBN4-86100-370-9 2006/03/25 定価2000円(税別)

レビューのネタとして買ってきた本。まず、まだ新しいペイントソフトが出てくるというのがいささか意外な気がしました。見たところPainterふうというか、油絵具を中心にトラディショナル画材の風合いを再現する方向を重視したペイントソフトなんですが、ふむー、ペイントソフトの市場にはまだ隙があるということかなあ。

本は、まあつまり「カルチャースクール的」です。操作説明から入って、作例と製作過程を追って、静物、風景、人物、油彩、パステル、水彩、まあトラディショナルな画題であり、技法ですね。
……「萌絵ではない」と言って終わりみたいな気もするんだが、……しかしそりゃいくらなんでもな、絵画世界を表現するボキャボラリの乏しいことがひしひしと情けない。
最後のほうには、マリー・ローランサン、ゴーギャン、ルノワール、スーラ、シャガールと、印象派の作風を真似た作例がまとめてあります。このへんもカルチャースクール的。

巻頭には、いろんな人がArtRageで描いた作品のギャラリー、それぞれ作者のコメントつきで載っています。ええと、14名32点。どこのどういう人にどう声をかけて集めたものかわからないのだけど、ArtRageを中心にコミュニティができているという感じ、いやまあ早い話、一昔前にこんな世界があったなあと、そんなことも思いました。

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 『モバイルコミュニケーション 携帯電話の会話分析』
 2006/04/10 13:31
塩見真一
編:山崎敬一 大修館書店 ISBN4-469-21304-7 定価1800円(税別)

レビューの題材にどうかと思って、現物を見てやめにした本です。

携帯電話に関してはマクラ話には困らないし、大修館というとまた『問題な日本語』みたいな感じ、つまりまたしょーもない本かもしれないがそれならそれで書くことはできるしと思って見に行ったのですが、あにはからんやばりばりの学術書でした。
言語学というより社会学メディア論の分野で、携帯電話での会話やメールによるコミュニケーションの研究事例をまとめたもの。内容はともかくとして、専門家以外が読んで面白いような造りにはなっていない。そういった、新刊案内からは伝わらない紙面の雰囲気を伝えるのもブックレビューの役割ではあるのですが、しかしそれにしても強いてこの本をブックモールで取り上げる理由はないよな。

ひとつひっかかったこと。
会話例の中に出てくる店名などの固有名詞がすべて言い換えられているのですが、それがたとえば、「いまどこ?」「サワーレコードの2階」とか、「コラ劇場に向かって左側」とか、「そこからラッテリア見える?」とかいった、ごく見え透いた言い換えなんだ。新宿の住人にはどこだか場所までわかってしまう。
どういうつもりで何のためにこんなことをするのかも不思議だし、こういった言い換えがいきなり不真面目な印象をもたらす理由も不思議だし、逆に、こういった言い換えの事例を集めてみたら面白いかもなーと思いました。

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 Re: この本なあに
 2006/04/04 10:14
塩見真一
>いやあガーデニングとホームセキュリティですかぁ…
>久々の異種格闘技という感じです。

いや私もこの本チェックしていたんだが、どうだったか印象が残っていない。
……てゆうか現物を見たかどうかもあやふやだ。……だいじょぶか、オレ。

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 この本なあに
 2006/04/02 20:33
みちる
4-7898-3728-9 ガーデニングとホームセキュリティの電子工作入門 2200 CQ出版社

いやあガーデニングとホームセキュリティですかぁ…
久々の異種格闘技という感じです。

今週はドットコムマスターと情報処理能力検定?がふと目に付きましたね
八年ぶりにシスアドでも受けてみるか…

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 この掲示板について
 2006/04/01 18:21
塩見真一
この掲示板は、2006年4月用のメイン掲示板です。パソコンの本に関する話題はもちろん、基本的にありとあらゆる話題をこの掲示板で扱います。

#「今日はウソをつくと鼻が伸びる日なんだよ。……って、なんでこれで鼻が伸びるんだ?」

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