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2006年03月の掲示板

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 『取扱説明書 FOMA N702iD』
 2006/03/15 21:04
塩見真一
いやその、とうとう携帯電話を買って、その取扱説明書を読んでいるわけです。
あーまた要らんものに金使ってしまったなあとは思うんだけども、しかしなんというか、一歩離れた立場と言うべきか一歩踏み込んだというべきか、つまりふだんパソコンの本を読んでいる立場とはだいぶ違う観点で、もっと純粋なユーザの視点に近いところで読んでいるような気がして、そう思ってみるとなかなか面白いです。……もっとも、そんなことを考え出すととたんに純粋なユーザでなくなってしまうのだが。

とりあえず驚いたこと。
ミュージックプレーヤーの説明が見つからなかった。いや、ちゃんと書かれていたんだけど、しかし私としては主に音楽を聴くために使うつもりでいて、極端な言いかたをすると「電話もできるプレーヤー」を買ったようなつもりでいたので、その説明が予想よりはるかに軽い扱いだったので驚きました。一瞬、間違って音楽機能のない機種を買ってしまったかと青ざめたぐらいです。

ミュージックプレーヤーのほかには、メモ帳・予定表として使うつもりなんですが、ちゃんと使えるようになるにはかなりかかりそうです。Palmからどこらへんで切り替えるかが難しそうだな。

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 『Mac miniで作る MacOS X ミニミニサーバー』
 2006/03/10 22:04
塩見真一
大津真 技術評論社 ISBN4-7741-2691-8 2006/03/25 定価2280円(税別)

今日昼前に買ってきて、レビューを書いて出した本。先週から箱根や秋葉原や鹿児島へ行ってて本屋へ行くひまがなかったもので、マクラ話を半分ほど書いてから現物を見たわけなんだけど、ちと、なんともかんとも後味の悪いことになりました。

ちょっと引用しよか。冒頭、1-1「Mac miniの魅力について」というところ。
 どうしても安さばかりに目がいってしまうMac miniですが、その魅力はなんといってもその小ささと静粛性にあります。本体サイズはわずか480×170×397mm、重量は5.7kgとコンパクト!
……それ、ぜんぜん小さくねえだろ、おい。

何の寸法がなぜ紛れ込んだのか追求する気はないけど、これ、ちょっとした間違いで済ますことはできないですよ。言っていることの要点で間違っているのだ。真摯に作られた本だとはとうてい思えない。

中身にしても、仮にもサーバの話をするのにバックアップもリカバリも出てこないとか、イラストはモニタなしで描かれていても本文ではモニタレス運用についてまったく触れていないとか、このあいだ発表された新機種についてまったく触れていないとか、読者層にあわせたのだとかタイミングが悪かったのだとか言訳はできるとしても要するに気の抜けたところが目立ちます。

まあ、おおかたそんな程度だろうということも推測したうえで取り上げたわけではあるけどね。それにしても、こんな仕事に金を払ったのかと思うと情けない。ブックモールさんにも申しわけない。あーもうどうしてくれようかまったく。

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 『クヌース先生のドキュメント纂法』
 2006/03/10 21:28
塩見真一
Donald E. Knuth(訳:有沢誠) 共立出版 ISBN4-320-02499-0 1989/12/25 定価2500円(税別)

長らく積読だったのを、鹿児島へ行く飛行機の中で1/3ほど読みました。
数学とコンピュータ科学の論文の書きかたについて、スタンフォード大学でクヌースが行った講義の記録。1学期31回分を助手の大学院生が記録したノートをまとめたもので、つまり臨場感があるとは言えるけど、体系的によくまとまっているとは言えません。
英文の作文手法だし、数学とコンピュータ科学だし、学術論文だし、私のテーマである「コンピュータ系の技術資料の書きかた」とは、なんというか、すれ違うところが多いです。自分の話として読める箇所は、せいぜい1割ぐらいかなあ。
大半は直接関係しない話で「ふーんそうなんだ」以上には踏み込めないし、逆に受け容れがたい話や、なんかおかしいと思ってちょっと考えるともう一段上のレベルで間違っているような話もしばしばあります。
意地悪な言いかたをすると、あのクヌースでもリアルタイムの講義だとこの程度なんだ、というところですね。もっと意地悪な言いかたをすると、この程度の中身でもクヌースなら出版できるのか、みたいなことも言えます。

ま、もうしばらく読んでみますが。

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 Re: 箱根八里は14km
 2006/03/05 19:26
塩見真一
いや疲れた疲れた。
雪の積もった箱根の山を走って、もう一山行くつもりだったのを諦めて、泥だらけのくたくたになって、パンタさんに呆れられて、温泉に浸かって、頭痛をこらえながらいかにも温泉旅館風の食事をして、むやみに広いホールで美香と舞香と朋美のライブショーを見て、さっさと寝て、のんびり起きて、ぼーっとしながらまた温泉旅館風の食事をして、ぼーっとしながら撮影会をして、唯ににらまれて、撮影会をして、お昼はお弁当を食べて、トークタイムして、握手会をして、真冬に見送られて早めのバスに乗って、途中で登山電車に乗り換えて、小田原駅で頼んでおいた花束を受け取って、新幹線に飛び乗って、秋葉原へ駆け付けて、麻帆さんの頭のてっぺんしか見えなくて、3列に並んで、花束と手紙を渡してぼくが誰だかわかりますかと尋ねてみて、サイゼリヤで食事して、いつもありがとうございますと言われて、帰ってきました。

なんか要するにひとりで疲れていただけのような、それなりに他人と触れ合ったような、とにかく間違いなく自分の手元にあるのは筋肉痛だけ、……と思うのはいくらなんでもスネてるだろうな。
まあいいや、とりあえず今日はまたさっさと寝て、こんどは真冬に手紙を書くことにしよう。

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 箱根八里は14km
 2006/03/04 07:57
塩見真一
よし今朝はちゃんと起きたぞ。
天気も上々、某ファンクラブのツアーで今日明日と箱根へ行くのであります。それだけなら昼からでいいんだけど、ちょっと早く行って一山越えて走って行こうというわけです。箱根八里じゃないけどな、図上のルートは14km、アップ1100m、2時間34分の予定。

ツアーはそれでいいとして、明日の夕方には秋葉原で富田麻帆さんの握手会があるのでね。手紙はゆうべ書いておいたし、ちょっと早く抜けて新幹線で帰ってくるつもりだけど、まあいろいろたいへんです。んではではでは。

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 『C.J.Dateのデータベース実践講義』
 2006/03/01 20:15
塩見真一
C.J.Date オライリー・ジャパン ISBN4-87311-275-3 2006/02/24 定価3200円(税別)

ブックレビューの題材として買ってきた本。実を言うと中身は見ないで買ってます。

だいぶ前に放送大学でデータベース実習を受けて、そのとき基礎として講義されたのがコッドの唱えたリレーショナル理論に基く正規化というやつなんだな。先生によればノーベル賞もの、この理論がなかったらコンピュータの利用はこんなに広がらなかっただろうという、まあそういう基礎理論としての評価に異をはさむつもりはないのですが、実践的かというと、つまりこの理論に沿ってデータベースを設計したり設計方法を教えたりするとなると、いくつか無視できない問題があるなということを、私はその実習を通じて感じたのでありました。

まず、あえて理論どおりに正規化しないほうが実用的な場合があること。
次に、正規化を進めていく過程が実際的でないこと。正規化を行う過程でデータ構造のどういう特徴に着目するか、その着目点が現実とどうもかみ合わないこと。
そして、実用的な言葉・現場で通じやすい言葉で説明しようという工夫がなされていないこと。

新刊情報で見ると、この本はそのあたりでなにかしら書く機会になることだけは間違いないのでね。どっちに転ぶかはわからないけど。

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 この掲示板について
 2006/03/01 20:12
塩見真一
2006年3月用のメイン掲示板です。パソコンの本に関する話題に限らず、基本的にすべての話題をこの掲示板で取り上げます。

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